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2016年2月21日日曜日

アメリカ治療プログラムの始まりは?

患者様から良く聞かれます。どのようにしてスペシャリストと出会ったのか?何がきっかけにこのプログラムが始まったのか?

80年代後半・90年代初期、日本は留学・海外出張ブームでした。我々も日本の留学生を数名ホームステイしていました。SonyやToshibaなどの企業もポートランドに来ていました。その流れで日本人が少し増え、インターナショナル学校もその方達のお子様用に出来て私もそこへ通っていました。そのおかげで日本語をキープ出来ています。

留学生の子で、ピアニストを目指している方がおられアメリカの音楽学校に通っていました。我々の家でホームステイしていたので家族の用に過ごしていました。この方はアトピー性皮膚炎を患っている方で、我々も病気の事や日本のアトピー問題などは無知の世界でした。この時代はまだインターネットも無かったので本からの情報が盛んでした。”温泉とアトピー治療”とか言う本を良く見たのを私も覚えています。

色々とお話しを聞いて、日本ではアトピーが全然治らないと言い、”一緒に暮らしていくしか無い、治らない病気”と言われていたので、本人もギブアップ状態でした。

せっかくアメリカに来たので、セカンドオピニオン的な目的で一度アメリカの病院で診て貰ったら?と軽い気持ちで、タウンページの用な物で皮膚科を探しました。そこがたまたまドクターマセソンのオフィスであったのです。25年前は新しい患者を受けて付けていたので、初めて会った時でも初診を受けれました。

留学中にどんどん綺麗になり、嘘でしょ、な感じで良くなっていったようです。当然我々も日本の現状など全然知らなかったので、温泉治療や誤ったステロイド軟膏治療、食事療法など、色々と教えてくれました。そう考えると、インターネット情報の時代になっても25年前からアトピー治療にはあまり進歩が無いかも知れません。まだ人気あるのは食事療法と温泉、漢方、瀉血、問診票で一番良く見ます。

その後、口コミでその子のお友達や親戚などが来ました。みんな同じリアクションで、なんじゃこりゃ、嘘でしょ、と良くなり、今となれば20代の方達だったのが40半ば・50代になって結婚・子供も出来て、充実した人生を送っています。

始まりがアトピー治療だったので、一番経験も長く、ドクターマセソンともお付き合いが長いのでとてもスムーズに進行しています。ありとあらゆるアトピーのパターンを診て来ているので、治療成功には自信を持っています。新しい治療法を取り入れたり、患者の個人差によって治療アプローチを変えて行く事が治療に対する進歩だと信じています。

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