(リジェネロン製薬会社INC.製造)
(注射を最後まで打つと、スプリング状の囲いが針を隠し、放棄する時に安全な仕組みになっています)
( 正式ブランド名:デゥピクセント、薬品名:デュプリマブ、投与量300mg/2mlを2週間に1回)
正規パッケージには、300mg(2ml容量)の注射器が2本入っています。お薬もすでに入っており、量を測らずに誰でも打てるようになっています。
冷蔵保管する必要があるので、アレルギー注射を打っている方達には似たような保管方法です。お薬を投与すると最後にボタンが押され、針が隠れるように囲いがスプリング状で出てきます。これによって注射器を破棄する時、安全にされています。
ドクターマセソンの裏技では、現在リジェネロンの治験データで子供のアトピーを対象としている研究が実地されており、~60kg以下の方ですと、200mgの投与量と300mgで効果があまり変わらなかった事が発見出来ているため、大人でも60kg以下であると投与量を減らし、コストを大幅に下げる方法も考えて頂けました。
本来2週間に1回300mgを投与するのを、200mgに変える事でコストが1/3減る事になります。更に、状態によってもっと投与期間を延ばしたりする方も治験中にいたようです。治験でもすでに高価なお薬を貰っていると判っていた方は、投与期間をずらして長く使えるようにしていた患者様から聞いたお話です。
一番始めだけ400mgを打ち、血中薬品濃度を上げ、その後2週間に1回200mgで一定の濃度をキープします。看護師の意見からでは、針が治験中の時よりも短くなっているのと、針の鋭さがあまり良くないと言っていました(コスト削減?)。なのでちょっと痛い。。との事でした。常温に戻してから打った方が痛みも少し軽減されます。
状態が安定してくると投与期間と量などを調節し、このお薬の一番ハードルが高いコストの面もこれで少しは緩和されます。但し、これは現時点では裏技となっており、このような使い方は治験を行った方やインサイダーのデータを持っている人でなければ判らない事です。
最先端の医療と言うのは、新しい器具やお薬だけを使うのではなく、患者様に合った最適な治療を探し、臨床研究を基に感性を使い工夫していきます。人間の体はみんな個性があり、疾患もそれぞれ違います。それらを把握し、現在の医学上で出来る(合法な治療法)最先端の思考と道具を使って治療を施します。
それを可能にするのがスペシャリストのドクター達であり、この方達から力を借りる事により困難な疾患を克服していく事になります。
デュプリマブもまだ市場にでて間もないですが、15年後ぐらいにはジェネリックのお薬も市販され、製造のコスト削減や競争率によって大半のアトピー患者が使えるようになると、アトピーの問題は世界的に大幅な改善が見られると思っています。
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