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2017年7月3日月曜日

OHSU体外受精で健康な女の子が産まれました!

ポートランドのOHSU、ドクターリーの体外受精治療で無事に健康な女の子が先週産まれました!
去年の6月ぐらいから治療を始め、10月始めには妊娠が判り帰国されました。
遺伝子検査も行い、受精卵もバンキング出来るぐらい残って、女の子が欲しかったため、産み分けする事が出来ました。

日本で不妊治療をずっと行っており、体外受精は3回ほど行っていたようです。肉体・精神的にもだいぶ疲れてた様子で、始めて会った時は少し鬱気味と言っていいぐらい、暗い感じでした。

東京で人気のあるクリニックで体外受精を何回も行ったのにも関わらず、成功せず、かなり悩んでいた方でした。とても忙しいクリニックで”数をこなす”方法なので、ホルモン投与プランから受精卵のクオリティなど、あまり良くないのを何回か行う事により、いずれかは成功すると言う感じでした。
1回~50万円ぐらいで、一番簡単な体外受精から始め、1回目を失敗してから、”ゴールドプラン”の用な物があり、もう少しお薬を使って体外受精の成功率を上げたりして(始めからゴールドプランがあれば良かったのにと思います)、アメリカとはかなり違う治療アプローチです。
当然遺伝子検査はまだ日本では認可されていないため、染色体異常の受精卵を使うと着床しません。そのうえ子宮の壁の厚みも作らなかったため、更に着床率が下がり、受精卵も5日目まで成長させなかったりすると更に成功率が下がります。ホルモン投与プロトコルも量が少なすぎたり、多すぎたりする事により、良いクオリティの卵子が取れないため、受精卵の数とクオリティも下がります。

アメリカでの体外受精は確かに費用も掛かり、渡米すると言うハードルがありますが、成功率を現在の医学上、最上級にまで上げ、何回も失敗を繰り返すと言う方針を取らないようにしています。その代り、とても慎重な治療内容になるので検査が多く、コンサルテーションが長くなったりします。人によってはめんどくさいかも知れません。但し、ドクターリーの慎重な治療アプローチにより全米でもトップの成功率を誇っています。そのため、大人数での治療は出来ず、特別な治療を特別な患者様に受けれるようになっています。

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皆様に合った治療内容が探せる事を心から願っております。

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