LEO社のIL13モノクローン・バイオ薬のトラロキヌマブ第3治験の方が正式にスタートしました!
ドクターブラウベルト・マセソン・イーストの皮膚科専門医がチームで行っています。
デュプリマブ治験に参加していた患者様もトラロキヌマブ治験に参加された方もおられ、両方のお薬を比較できるのでとても興味深い治験です。
現在の評判では、デュプリマブよりも効きは遅いが、効果を発揮しだすととても似ているようです。
結膜炎の副作用がまだ見られていないのがメリットなのと、IL4の制御が無いため、もっと安全性が高い可能性があります。
コストはまだ判りませんが、今市場に出ているバイオ薬はすべて高額なので同等ぐらいだと想定出来ます。
但し、ライバルのお薬があると言うのは消費者にとっては良い事です。
この治験もやはりスキンケアは必ず行う必要があり、ケア出来ない方は治験から外される場合があります。それほどスキンケアはアトピー治療に取って重要だと言う事が判ります。
新薬を使ってもトリガー駆除や感染対処を行わないと炎症が貫いて出てきます。
ドクターベイカー(免疫学専門医)も、医者として40年近く研究やさまざまな新薬が市場に出てくるのを見てきましたが、デュプリマブが一番画期的で安全性がとても高く、アトピーに対して一番効果があるお薬だと言っていました。
喘息・アレルギー・アトピーに対する現代の最強の武器となっている事は間違いありません。後はコストの問題さえ克服すれば、アトピーで苦しんでいる方達にとって救世主になると思います。
魔法のお薬ではありませんが、他のケアを正しく行えば、最大限の効果を得られます。
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