OHSU培養ラボのクオリティ(胚盤胞まで持っていくのと、凍結・解凍方法がとても優れている)、遺伝子検査で事前に染色体異常の受精卵を省く事と、ドクターリーの個人別に行っているホルモン投与治療のバランス(時には毎日血液採取と超音波しながらお薬を調節します)、そして子宮の壁の厚みを移植前にしっかり作り、妊娠中もお薬を継続します(妊娠3ヶ月まで)。
高い成功率を維持するのには、我々が患者様としっかり治療の内容と理想的な治療方針(患者様側)と現実的な治療方針をしっかり理解した上で治療を始めると、健康なお子様を産む事が可能になります。それには”理想”から”現実”の治療へ変えて行く必要があります。
理想を優先する方であると、中々治療が前に進まず、治療自体に辿り着けず挫折する方もおられます。”もっと技術が進歩するまで待つ” や ”ドナーは絶対嫌”の二つを良く聞きます。OHSUは臨床研究など、最先端の立場にいるので、もし最新の技術などあれば、研究中として情報はすぐ頂けます。但し、+45歳の卵子を若返らせる技法や無い精子を細胞だけ使って移植などはアメリカではまだ存在しません。認可されていない、臨床研究無しの方法(ロシアなど)はあるかも知れませんが、我々ではお勧め出来ません。リスクが高すぎます。
ドナーはとても優れた遺伝子の持ち主が多く、学歴・容姿・職業・遺伝性の病気・ライフスタイル・心理テスト・遺伝子検査など、とても過酷なテストに受かった方のみがドナーになれます(でないと誰もドナーを使わなくなるので)。
不妊・体外受精はとても複雑な問題であり、家族の批判や金銭的な問題など、さまざまです。一つ一つ問題を解決していき、最終ゴールにたどり着きます。それには第一歩が必要なので、治療に関する疑問や不安な事、金銭的な問題など、いつもで私にご相談してください。
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