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2020年3月29日日曜日

アメリカアトピー治療、ケーススタディ・ビフォアアフター

渡米治療を終えて5年目のM.K.さんのケースをご紹介したいと思います。

問診票のデータでは、生後間もなくアトピーと診断され、小学校までステロイド軟膏塗布で過ごしていたが、思春期になって顔や首、炎症が広範囲になるにつれ、ステロイド塗布のエリアも増えていき、ステロイド内服薬を処方されたが、1日5mgx3回を5日間とかなので、ほとんど効かず状態は悪化していった。

まだ20歳だったので、ドクターマセソンのアメリカアトピー治療は親に助けてもらったようです。大学・社会人になる前にアトピーを治すのがゴールだったようです。

渡米は2015年の夏、ドクターマセソンとの初診時のお写真:


黄色ブドウ球菌の感染、皮膚の乾燥、全体的な炎症、アレルギー症状、不眠などが主な症状です。

治療方針:
徹底したスキンケアの指導、コルチコステロイド筋肉注射(デクスメタゾン+トリアムシノロン)、抗生剤(口径+鼻の穴へ塗布)、ドクセペン(かゆみ止め、深いレム睡眠、軽度の抗うつ作用、麻薬性無し)、ケアホーム滞在なのでアメリカでのトリガー駆除不要。
再診は1週間後。

翌週の診察時:

痒みのレベルが大幅に減少し、スキンケアをとても上手に行っている。産まれて初めて痒みがほとんどない状態と経過の速さに驚いている。まだまだ皮膚が回復している状態なので、痒みが収まってもスキンケアを継続する。日本で住んでいる場所の環境やエアコンのフィルターなど聞かれる。あと学校・お仕事の内容など。

4週目:


ケアがとても上手になり、アトピーに対する自信がつく。帰国する前に日本の家の環境を整える事を支持されたり、必要なケア用品をアメリカで購入や日本で発注。アメリカで教わって術と道具を使って、日本での生活が始まります。アメリカでの集中治療が治療の始まりであって、これから日本で治療を継続していくのが本当の勝負です。
オンライン診察システムで遠隔でもサポートはし続けます。

5年後:
数回、遠隔治療でサポートしましたが、きちんとアレルギー注射も継続し、良いスキンケアとドクターマセソンの指示に従って、年々綺麗になっていきました。








最後に今までのアトピー経過日記のような物と、暖かいメッセージを頂きました:



ケーススタディとM.K.様の治療にご参加させて頂き、心から感謝しております。我々はあくまで患者様をサポートし、治療の成功へ導く事がゴールなので、最終的には患者様ご自身がドクターマセソンから教わるケアや道具を使ってアトピーをコントロールしていきます。

アメリカへ行くハードルを下げて、自宅から遠隔で治療を行えるシステムを活用して、この機会をチャンスだと思って本格的に治療スタートをお考えの方達へ、私はいつでもメールやビデオ面談など行っています。
新たな希望になる事を願っております。

高澤晃平

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