OMC

2016年10月8日土曜日

アトピー性皮膚炎、10月2016年チームの治療経過

患者A
渡米前に強度のステロイド軟膏などは使われていなかったのでリバウンドのリスクはありませんでした。炎症もほぼ全身に症状が出ており、落屑や痒みが酷かったようです。アレルギー検査では100点満点のスコアを出し、プリック検査の時点でほぼすべてに強い反応を示していました。喘息も酷く、NiOX(肺の炎症を測る器具)ではものすごく高い数値(~200ぐらい、平均は10~30)が出ていました。渡米前は喘息の発作を毎晩の用に起こしていたようです。

現在、落屑が無くなりスキンケアを始め皮膚の状態が安定してきています。アレルギーラッシュ治療も無事終了し、喘息も夜発作が無く寝れるようになっているようです。痒みもだいぶコントロールできるようになり、私から見た感じでは皮膚のもっちり感が出てきています。顔はニキビが少し出るぐらい皮脂が出てきているので、保湿をあまりしなくても良いとドクターからの指示を受け、プラスティーベースからセタフィルローションへ移行して行っています。状態が良くなるとケアやお薬の量が減っていくので、これも治療の経過として診ます。


患者B
この方も渡米前には強いステロイド軟こうを使っていなかったのでリバウンドをコントロールする必要はありませんでした。但し、日本でリバウンドを起こしてそのまま適格な治療を行っていなかったため、強い炎症が全身に残ったままありとあらゆる治療を試していたようです。この中で一番気になったのが、”脱保湿・脱お風呂”の治療法です。これは問診票でたまに見る治療法で日本で流行っているかも知れませんが、医療根拠があまり無く、アメリカの皮膚科では聞いた事が無い治療のようです。臨床・研究などが行われていない治療法はギャンブルになるので、アメリカでは”アルタネティブ・メディソン”と言い、お祈りやオーラ、気功、食事療法や薬草の部類に入ってしまいます。理論としては、正式な研究が行われていないから効かないとも言えない、と、昔の人たちはこれで良くなっていた、の二つが一番多いです。良い効果があれば、何をしても良いのですが効果が無ければその方にあった正しい治療とは言えません。

炎症のレベルがとても高かった患者様なので、まだ少し痒みは残っているようですが夜も眠れるようになり、生活の質は大幅に上がっているようです。少し運動する事も始め、落屑も無くなり、皮脂が戻って来ているのでスキンケアを調節する時期になりました。アレルギーラッシュも無事終了し、残りの渡米治療期間中は色々とポートランドを楽しんで頂きたいです。アトピーが良くなってから子供を作る話も少し出てきたので、ポジティブな思考になってきている事も治療の経過として診ます。

後、ラッシュが長いので、待ち時間中用のお弁当も作ってくれました!これも良い治療経過の証拠。。?
(ひき肉、ナスと温野菜の赤味噌和え、半熟卵と白ごはんで混ぜて頂きました。ビビンバに似た感じでとても美味しかったです)


お二人とも渡米前はとても不安な気持ちもあり、色々な点で心配事もあったと思います。我々もこの点に関しては理解しております。このアメリカでの治療が最後のチャンスになっている方も決して少なくない事も知っています。この責任感は重く、ドクターマセソン、ドクターベイカー、OMC、AAJ、患者様ご本人も全力を尽くして治療に取り掛かっています。

ポートランドでの治療も始めてから25年目になりますが、それまでに色々な患者様とお会いできる事が出来ました。長いお付き合いのお友達になった患者様もいますし、ポートランドで治療を受けた後にオレゴンへ留学した方達や、家庭を築き上げたり、安心して子供を作ったり、医学部に入って皮膚科に目指したり、仕事に復帰したり、大幅に人生を変える事が出来ました。

アトピー治療プログラムも時代と共に進化していき、来年になるとモノクローン抗体生物薬・ドゥプリマブもアメリカでは春か夏の初め辺りに公認される見込みなので、アトピーに対する新たな武器が増えます(最新のお薬なのでとても高額になりますが)。

アメリカへ治療に行くのには勇気が必要だと思います。一生に一回のチャンスはキャッチ出来る人と見逃す人で別れると思うので、我々の考えでは出来るだけ多くの方達にこのチャンスが存在するという事を広めたいと心から思っています。

2016年10月1日土曜日

レミーの成長日記 その3


来週で0.5歳になります。前回からの経過はやはり周辺をもっと気にするようになりました。私やリンジー以外で抱っこされると泣く事も増えました。以前は誰が抱っこしても良く判っていなかったと思います。後、離乳食も食べ始めました。1週間ごとに食べ物を変えています(グリーンビーンズ、グリーンピース、スイートポテトのローテーションです)。

(食べるの大好き、私から似た物だと考えられます)

夜も寝てくれますが、おしゃぶりを夜中に無くすと泣く時があります。ベビールームと寝室を分けているので、おしゃぶりを口に戻しに行くのがめんどくさいです。最近は自分でおしゃぶりを探して口に入れる時もあるので、ベビーベッドの上におしゃぶりを4つぐらいばらまいています。夜中にどれか一つは探して口に入れる事が出来ます。

ほ乳瓶も自分で持てるようになり、自分で出来る事は全部やらしています。お座りも上手になり、座っておもちゃで遊ぶ事も出来ます。まだハイハイはできないのと、うつ伏せの姿勢が嫌いなようなので、ハイハイをせずにそのまま歩きの方へ行く可能性があります。アメリカではハイハイを無理やりさせなくても良いと言われています。お座りから歩きに行く子もたまにいるようです。

離乳食を追加すると便秘になりやすいので、砂糖控えめのアップルジュースなどがお通じに良いそうです。今試していますが、まだあまり違いが判りません。





(立つの大好きです) 


(注:このヘッドバンド系はアメリカで人気あるようですが、これは私の趣味ではありません)

現時点までは、周りのサポートも多く、仕事のバランスなどもきちんとスケジュールし、人生を少し調節すると予測していたよりも楽です。夜泣きなどが少ない子なのでそれはラッキーとしか言いようがないですが、100%夜泣きが無い事ではありません。リンジーはものすごく準備をするタイプなので、いろいろなシナリオを想定して整えていきました。

しいてマイナス点を言うと:
ベビーシートがタクシーに無いので使えない(UBERと言う素晴らしいタクシーのプログラムです)
特定のレストランが行けない(ベビーシッターを使わないと)
夜8時PMになるとタイムアップ。毎晩のお風呂に入らないと良く寝れない可能性が高くなる。
お互い自分のアクティビティをするとどちらかに負担が掛かる。

共働きの場合はお互いの時間とアクティビティを良く考えて行動しなければ問題になりやすいです。

責任を分担して、全員に負担を少しずつ分ける事によって一人が爆発しないのを防げます。全員のストレスレベルを出来るだけ落とす事によって赤ん坊もストレスを感じず、良く寝てくれて、あまりふちゃふちゃ言わないかも知れません。

サポートが回りにいて、健康な子なので恵まれている事に関して感謝しております。

(おじいちゃんのお参り、去年の5月にお亡くなりになられました)



2016年9月19日月曜日

11月26日2016年、アトピー性皮膚炎アメリカ治療プレゼンテーション 情報

今年は日本でのドクターマセソン・アトピー性皮膚炎プレゼンテーションを初めてから10年目になります!始めて日本へ行った時にすごく緊張したのを良く覚えています。どんな質問が来るのかな?逆切れして滅茶苦茶にならないか?突っ込まれると果たしてすべての質問を的確に答えれるのか?と色々不安なところもありました。経験と時間と共にアトピーに関するご質問やご不安点など把握できて来たので毎年自信がついていきました。治療成功する方達が圧倒的に多いので、それが自信に繋がります。これが上手くいかない治療であれば、こちらも怖くてお勧めする事が出来ません。

ドクターマセソンが日本へ来日されるのは今年で最後になります。今後の渡米治療プログラムには変化はありません。

会場:リージャス・イーストサイドスクエア 
〒160-0022 東京 都新宿区新宿 6-27-30 新宿イーストサイドスクエア B1F
11月26日(土)2016年
10時AM プレゼンテーションスタート
5時PM 終了
プレゼンテーションに参加するのにはサインアップが必要なので、詳しくは下記のリンクへお問い合わせ下さい。100名まで座れる会場を押さえています。毎年、大体ほぼ埋まります。



プレゼンテーションの内容は:
午前中(新規の方達に有益な情報)
各自関係者達の自己紹介:ドクターマセソン・OMC・AAJ、それぞれの役割
アトピー治療の根拠・アメリカの治療:スキンケア・お薬・アレルギー・リバウンド
子供治療:家族で治療を行う事、子供の治療を正式にオープン
ケーススタディー:過去の患者治療経歴、アメリカでの治療と帰国後の状態

休憩

午後の部(もう少しリラックスした環境でお互い話あったり、討論したりする感じに変わります)
What's New:アメリカ最新医療情報、アトピー治療の進歩や最新情報
良く聞かれる質問:日本の患者様からよく聞かれる質問をドクターが答えてくれます
AAJ紹介:AAJの役割、どのようにしたら治療に参加できるのか?
OMC紹介:アメリカ側でのサポート。ケアホームや帰国後のサポート。
ディスカッションパネル:日本の医師とドクターマセソンの討論、アトピー性皮膚炎の治療会話
グループディスカッション:参加して頂いている患者様にもご参加して頂き、みんなでお話合いをします。
治療体験談:渡米治療を終えた方達が治療前・治療後のお話をしてくれます。
お別れの言葉:最後のスピーチでプレゼンテーションは終わります。
がやがやタイム:会場を片付けながらみんなフリータイムで我々とお話したり、渡米治療を終えた方達と相談したりの時間です。

リラックスした環境で出来るだけパワーポイントから遠ざけたいと思っています。渡米治療を終えた方達も沢山来て頂いているので感謝しております。ドクターや我々のお話も重要ですが、治療を終えた方達のお話が一番有益な情報になると思っています。

ドクターマセソン、日本の先生達、AAJ、OMCJ、患者様、全員で成り立っているプログラムです。今年もみんなにお会いできる事を心から楽しみにしております。



2016年8月30日火曜日

8月2016年アトピー渡米治療チームの経過

今月のチームは女性3名、男性1名です。親子の方(お母さん・娘)がおられるので4名でケアホームに滞在出来ました。

患者A
長期間の内服ステロイドを使用しており(約2年)、このような事態になっている方は4人目となります。似たようなケースが徐々に増えていく見込みです。内服ステロイドを長期に渡って使用すると、内科的な問題やリスクが上がります。日本で処方されている量が少ないので、あまり症状も抑えられず、お薬を止めれない状態になっている上に副作用は出てくるので効果が薄く、危険な治療方針です。ゆっくりと減薬していき、その上アトピーを上手にコントロールしていくのがコツです。内科的な副作用も見ていくので、アトピーと副腎機能を両方治療する事になります。お薬からの副作用とアトピーの炎症は別物だと説明するのが重要です。ドクターは内科的なダメージの方が心配されていますが、今の処はアトピーもコントロール出来ており、内服ステロイドからの減薬が始まりました。これは約4カ月から6カ月掛けて減薬していきます。アトピーの方は落ち着いているので、あとは内科的な副作用が出ない事を願っております(筋肉の痛み・白内障・付け根の痛み・倦怠感)。あと、副腎機能が停止している間に大きな事故など起こった時に体の自然の働きが機能しないので、ショック状態になったりするリスクもあるようです(骨折や極度のストレスなど)。長期内服ステロイドが今の”流行り”であれば、これはとても良くない事です。

患者B
衣類の下がとても炎症が多い方で、顔などは比較的症状が軽い方でした。この炎症パターンは衣類などからの接触性パターンであり、顔・首があまり出ていない方は空気中アレルギーが大きな原因ではない場合があります。アレルギースクラッチ検査を行ってみると、ドクターの言われる通りアレルギーがかなり少ないタイプでした。木が数種類反応を起こし、その他ダニや埃すら出なかったです。但し衣類を外で干していたので、空気中のアレルゲンが濡れた衣類につき、一日中それを着る事になるので胴体がとても悪化していました。アレルギーが少ないのでやはり経過はとても良く、炎症が多かった服の下もだいぶ色が取れ、快適に過ごせるようになりました。アレルギーの数が少ない方は大きなトリガーが一つ無いような物なのでラッキーです。

患者C
まだ子供ですがすでにアレルギー体質であり、スクラッチテストも多くの反応を示していました。これは幼いころから皮膚のバリアがしっかりしていないので、空気中のアレルゲンから体内に入る量が多く、ずっと免疫を刺激されるため子供でもアレルギー症状が出始めます。炎症などは、まだ若いのでアトピー年月が浅く、色素沈着などが始まる前に治療をスタートしたので、成人アトピーの困難なケースにならない見込みです。早くから治療を行うと正しい知識やケア、お薬に対する知識などが豊富になるので、リバウンドや色素沈着が起こらない見込みです。とても良い子で、物分かりも良く、みんなに誉められています。子供の治療は大人と違い、成長していくと共に新たなトリガーやホルモンなどで難しい時もありますが、安全なお薬でドクターの基で治療を継続していくので親も安心していました。とても重要な時期だと思います。若くから治療が出来て良かったと思っています。

患者D
全体的に炎症が出ていましたが、主に顔・手・首が集中して症状が診られました。レストランで務めているので、手が一番酷かったです。傷口から感染を起こしており、更に炎症を悪化させていました。顔は、その手でよく触る癖があり瞼や眉毛のエリアがいつも赤くなっていたようです。首はほぼ全員のアトピー患者が炎症を持っていると言っていいぐらい、良く見ます。首は皮膚の性質が違い、回復も遅く、トリガーの接触ポイントとして衣類が良く擦れる場所でもあったり、色素沈着が残りやすいのもあり、曲者です。但し、手をきちんと守る術を覚え、そこからアトピーが広がらないようにするのがポイントです。スキンケアも上手で、理解力が強い方でしたので今後の安定が期待されます。

8月はポートランドの天気が最高の時期なのでいろいろと楽しい事をご一緒しました。行動力のあるチームで、食べる事が好きでSalt and Strawのアイスクリームやブードゥードーナツを良く食べに行っていました。

バイトと言うウォーターフロントのお祭りでワインの試飲やポートランドローカルの食べ物を楽しんだり、Street of Dreamsと言う夢の家ツアーなども行きました。私の妻が建築系の会社で務めているのでチケット無料でゲットできたのでお得でした。

 Steet of Dreamでみんなとランチ、家は3億~5億。。為替が良くないので今回は誰も買いませんでした。

まさしく、”夢の家”ツアーでした。ポートランドでは毎年行っています。

ポートランドシティグリルでのブランチ食べ放題です。ミモサ(シャンパンとジュース)も$10で飲み放題です。 

家の奥さんも大好物のレストランです。レミーは残念ながら見るだけです。

今週に帰国ですが、とても良いチームで治療経過も良く、ケアーも熱心に行ってくれたので今後の経過がとても楽しみです。オレゴンでの治療はスタートであって、終わりではありません。我々はアメリカで日本から遠いですが、いつでも何があってもサポートし続けます。これからも皆さんの病気を治すために新しい治療法やプログラムをもっと良くしていく事を心がけています。アメリカの治療が最後の頼みの綱になっている方も少なくは無いと思っているので、その気持ちを忘れずにOMCチーム、ドクター達も理解し、全力を尽くしています。

8月チームの皆さん、治療お疲れ様でした。又いつかお会いできる事を心から願っております。


2016年8月26日金曜日

アメリカ治療専用、新ケアホーム!

9月2016年からケアホームがリニューアルされました!同じ敷地内ですが、内装がすべて変わりました。もうちょっと今風です。

ケアホームの周りには徒歩2分でスーパー、24時間ファミレス、ハンバーガーのファーストフード、銀行、スターバックス、タイ料理屋、31アイスクリーム屋、酒屋、スポーツバーなどが揃っています。

実は8月チームの方達が自転車を購入したのでケアホームへ次のチームが使えるように置いて行って下さるようです。自転車15分ぐらいで大きなモールもあります。

バス停も徒歩3分以内にあり、元気になった患者様達はそれを利用してダウンタウンなども行っています。大体30分~45分でダウンタウンまで行けるようです(車ですと15分ですが)。

ケアホームは朝食付きで、WiFiインターネット、ケーブルテレビ、お掃除、ケア用品などが付いております。始めてアメリカで滞在する方もホテルとは違い、自宅のように使う事が出来ます。日本スーパーもポートランドに一件あるので、日本食がとても恋しくなれば食材を調達する事も可能です(値段は3倍ぐらいです)。ポートランドでの生活に慣れると、患者様達も横のスーパーを”家のスーパー”と呼んでいました。


敷地内にはプールとフィットネスセンターが無料で使え、少しハイキングできるぐらいの土地幅です。今はポートランドも暑くなってきているので8月チームの方達はプールを使いまくっています。



我々の仕事は医療の翻訳だけでは無く、患者様達が充実した滞在を送れるように心掛けています。始めてアメリカに来て、みんなに反対され、不安な気持ちで来るのは良く理解しております。ほぼ全員が一度ポートランドに来るととても安心され、我々のチームを信頼するようになります。9割以上が”帰りたくない”と言うぐらい、とても過ごしやすいようです。ドクターがいつも、”ホームシックにはなっていませんか?食べ物は大丈夫ですか?”と聞いてくれます。別の心配事に気持ちが行くと言う事は病気がコントロールされている証拠ですね。

病気を治療する事は生活の質を上げる事なので、ポートランドで美味しいご飯を食べにいったり、観光したり、今までしたかった事をするのも治療の一部だと考えています。ドクターからもじっとしていないで、外に出て日本でするような事もしくわ、したかった事をしなさいと言われます。人生を取り戻して、仕事の効率や人間関係、家族との関係なども大きな変化が見られると信じています。




2016年8月20日土曜日

私が帯状疱疹になりました

最近ストレスが多かったのか、左手から手首のエリアに帯状疱疹が出来ました。これは水疱瘡と同じウイルスが成人になった後免疫が弱ったりすると再発します。ウイルスと言うのは一度感染すると、一生体の中にいますが我々の免疫が制御するので免疫力が弱るまでは症状が出ません。アメリカでは年配の方に多く、60歳以上の方達には帯状疱疹用の予防接種もあります。

私の場合は幸い手に出たので、痛くてめんどくさいだけでしたが顔や目の周りに出ると危険な状態になる事もあります。ひと昔前はまだ抗ウイルス剤などが主流化されていなかったので、広がり続け痛みが一生取れない人もおられ自殺などもあったようです。

今はアサイクロビアやバルトレックスなど、安全でとても効果的な抗ウイルス剤が主流なので比較的簡単に抑える事が出来ます。塗り薬やクリームなどはほぼ効果がないようです。

私の場合は:
アサイクロビア800mg x 5錠 を5日間(4000mg)、4錠を3日間、3錠を3日間。。。と減らしていきました。
デルタゾン20mg x 2錠 を3日間、1錠を3日間
もし水ぶくれがつぶれた場合、新生児を触らない事(レミーはまだ水疱瘡の予防接種を受けていません)
かさぶたや水泡を潰さない事

と指示されました。

私も沢山帯状疱疹を見てきたり、症状は理解しておりましたがいざ自分になった時は以外と解らないものです。始めは揚げ物を料理した時に油が飛んで火傷したのかと思っていました。感覚的にも火傷の痛みに似ています。ですが水泡が増えだして、痛みがひどくなってきたのでドクターマセソンに診てもらいました(仕事上のメリットですね)。一発で帯状疱疹やね、と言われました。ドクターブラウベルトにも診てもらい、ちょうど神経を辿っているパターンであり、痒みではなく痛みであり、特徴のある水泡だったので診断は簡単だったようです。ドクターブラウベルトとマセソンも帯状疱疹経験者なので、辛い気持ちは良く理解して頂けました。

ドクターブラウベルトの場合はアメリカ連邦薬事法のインスペクターがクリニックの調査に入ると聞いた時にストレスで帯状疱疹になったようです。右目の上から額にかけて水泡が出来たと聞きました。

ドクターマセソンは以前オレゴン州の南部にある学会のボードメンバーとしてプレジデントの役目を行っており、距離が遠いのでストレスになっていたようです。そのときに背中が少し違和感を感じると思い、ミーティング後に友達の皮膚科に診てもらい解ったようです。

このようにドクター達でも自分で体を診断する事はとても難しい事です。第三者のプロフェッショナルの意見がとても重要です。皆さんもストレスなどバランスを取って(難しいですが)体にお気をつけてください。

症状の写真はお薬を使い始めて10日後です。アサイクロビアとデルタゾンの飲み始めて2日から3日目ぐらいで痛みは引いていきました。




2016年7月11日月曜日

11月26日2016年・東京、ドクターマセソンのメディカルプレゼンテーション

プロジェクト:ドクターマセソン、アメリカアトピー性皮膚炎のメディカルプレゼンテーション

主催者:Oregon Medical Coordinators LLC., オレゴンメディカルコーディネーター・ジャパン、Dr. Robert T. Matheson M.D.、アトピーアソシエイション

日程:11月26日(土)2016年

場所:東京、会場未定

参加者:アトピー性皮膚炎患者様、医療関係者様、ブロガー、ジャーナリスト、治療を終えた患者様、ご家族・付き添いの方達




今年で第10年目のドクターマセソン・アトピーセミナーとなります。医療関係者や治療に興味がある方達、全員に招待しております。ドクターマセソンのポリシーで、プレゼンテーションは無料で、どんな方でも参加させなさい、と第一年目から言われております。”お金を取らないと正式に見えない、怪しまれる”と言う批判の声も聞きましたが、私が決めた事では無いので無料で仕方ありません。もしお金を払いたいのであれば、私にチップを払ってもOKです。

渡米治療終えた方達や日本のドクター達も参加して頂けるので、いろいろな疑問点や質問など聞ける場であります。朝の部は新規の患者様対称にしている情報です。治療の内容やケーススタディー、アトピー性皮膚炎の最新情報や学会のジャーナルなど、医療セミナー式になっています。

午後の時間はもう少しカジュアルな環境であり、渡米治療を終えた方達の体験談やグループディスカッションで各自ワークショップを作っていろいろ質問したり、ドクターマセソンと日本のドクター達の討論・ディスカッションを行ったりします。プレゼンテーションを見るだけでは無く、みんなに参加して頂きたいです。質問したり、病気の経験や対処法の情報など交換しあったり、アトピー性皮膚炎を患っている方達にとって安全な場として考えて欲しいです。変な治療や商品の押し合いではなく、病気に集中してお互い分かり合える時間です。

朝は緊張している方達が多いですが、午後になるとだいぶほぐれて来ます。プレゼンテーションの終盤は”がやがやタイム”と呼んでいますが、みんなとカジュアルにお話し出来る時間です。渡米治療された方達の同じチームになった人たちとは同窓会のようになっている場合もあります(仲の良いチームは。。)。

新規の方達と渡米治療された方達とはあまりにもムードとオーラが違うので、そのギャップ感に驚く人もいるので、朝の部(新規対称)と午後の部(治療後の患者様対称)で分けています。

ドクターマセソンが元気な間に講演会へ是非参加してみてください。何かためになる情報が必ず見つかると信じています。

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2016年6月30日木曜日

レミーの成長日記 2


家のレミーが生後2ヵ月3週間となりました。

前回からの変化は:
長く寝るようになった。とても助かります。始めの間は夜でも昼でも2時間置きにお腹が空いて泣いていましたが、今は日中時に2~3時間置きにミルクを飲んで、夜は5時間から最高記録8時間寝てくれます。

始めからあまり泣かない子。これについてはあまり変化が無いですが、少し泣いてもすぐに泣き止んでくれるので、他の方からは”ラッキー”と言われています。

日中もっと起きている。はじめはほぼ日中も寝ていましたが、今は起きている時間が長く、遊び疲れて長く寝てくれます。前は20分起きては、40分寝てぐらいを繰り返していました。

体重が良いスピードで増えている。レミーは小さめで産まれたので、アメリカの基準では20%全般と言うレベルでした(他の新生児の20%が同じ体重)。前回の診察では60%まで上がりました。小さく産まれた子でも大体は平均値まで追い付くようです。

少し笑顔を作るようになった。これは生後3ヵ月ぐらいから始まるようですが、やっとすこしにこやかになりました。いつも面倒をみてあげてるのでムスっとしていると何か嫌な感じがしていましたが、今はやっとフル笑顔と言うよりも、なんかへらへらしているふにゃっとした笑顔です。無いよりマシのような感じです。

ミルクの飲む量。これは不思議と飲む量はほぼ同じ(120ccぐらい)ですが、毎回すべて飲み干すようになりました。はじめは途中で寝てしまったりしていましたが、今はきちんとフィニッシュします。前回と同じように日中は母乳で夜はフォーミュラ粉ミルクにしています。フォーミュラの方が消化が遅いので夜の寝る時間を増やせるかなと思いました。


トラブル:
真菌から感染しやすいようです。首の辺り、脇の下などが良く白い物が溜まり、独特の匂いがするので抗真菌クリームを使います。これはミルクの垂れなどが皮膚と皮膚の間に詰まり、中々洗いにくい場所です。

鼻づまり。ミルクを飲むのに鼻から息をしなければいけないので、鼻がつまると息苦しくなります。これは食塩水スプレーを鼻の穴に入れてからストローの用な物で鼻くそを吸います。始めは違和感ありましたが、何でも人間は慣れるものですね。

結膜炎の可能性。バクテリアの感染を起こしやすいようなので、免疫が強くなるまでは結膜炎に良くなるようです。目ヤニがとても多いので、抗生物質のジェルを目に入れて、バクテリアの数をコントロールしています。目は赤くないですが、純血しだすとすでに感染を起こし手遅れらしいので、目ヤニや目をよく擦っていると、早めに対処しています。

感想:
まだ”お父さん”と言う気持ちがわきません。新生児も我々の存在をまだ良く理解していないような気がします。ミルクを飲まして、おむつを替えて、寝さして、お風呂に入れてお薬を使って、少し遊んでは又寝ての繰り返しなので、”子育て”と言うよりも”生かす”と言う段階に感じます。今、いきなり違う夫婦と入れ替えても、レミーには影響が無いような気がします。ロマンが無く、申し訳ございません。

少し笑顔を作り出した時は確かに嬉しかったです。ちょっとした変化を楽しむ事が重要だと思うので、喋りだしたり歩き出したりは当然大きい変化ですが、長く寝たり、首を少し上げれるようになったりの変化も確かに見てて楽しいです。この時期は今しか無いので、大変でも感謝しなければいけないと思います。












2016年6月19日日曜日

アトピー性皮膚炎を治療するのには。。

この病気は沢山の要素が混ざっています。多くの方たちが行っている温泉療法や漢方、食事療法も”当たり”を探している事になりますが、”当たり”が20個ぐらい必要であると、一つや二つ”当たって”も治療成功には中々繋がりません。我々はすべての要因を探そうとします。小さな物かも知れませんし、見落としている物も沢山あります。あてずっぽうに探すよりも合理的に専念された方法で探し、お薬も使い、すべて一気に行うので効果があります。

省略された図ですが、アトピーの内面的な問題(遺伝性、免疫疾患)と外部からの要因(アレルギー物質、刺激物、衣類など)を両方対処する事により治療成功率が上がります。お薬だけ使ったり、外部だけに集中しても中々安定しません。すべて一気に同時進行で治療する事によって治療効果が大幅に上がります。今までやっていた事と”何か違う”と感じます。


2016年6月17日金曜日

5月チーム、アトピー渡米治療の終盤

5月チームも最後の週になりました。ラッシュアレルギー治療も無事終了し、さまざまなトリガーも対処し、病気に対する自信をつけていく時期です。渡米中はドクターマセソンが近くにいるので安心しますが、帰国するのが一番怖いようです。そのためにはアメリカ滞在中に皮膚をチャレンジし、個人特有のトリガーを探し、対処していきます。幸い、5月・6月は気温の差が激しく、とても暑い日(30度越え)もあれば、雨で寒い日もありました。汗の対処や気温によってスキンケアを調節したり、とても良い練習になったと思います。当然日本の夏はオレゴンでは実現できる事は出来ませんが、30度以上の日にダウンタウンへ遊びにいったり、汗を掻く事により今後の練習が出来ます。

安全な衣類探しや洗濯、家事や料理などから手を守る対策や日常生活のトリガーも対処します。人によって日常生活が異なるのでお仕事の内容や家の作りや生活習慣などもすべてドクターとお話しし、プランを作って行きます。

患者Aは4歳のお子様がおられるので子育て特有のトリガーは手の湿疹になります。アトピーを持っていない方でも手がやられるほどなので、ニュートロジーナのノルゥエー式無香料ハンドクリームをお勧めしています。水にとても強く、べたべたしない保湿剤なので(ノルゥエーの漁師達のために開発されたハンドクリーム)水仕事や料理などにとても強いです。その他、掃除や家事をするときのハンドケアを教わり、感染予防をしっかり行う事により再感染率を下げます。安全な洗濯方法と季節に合したスキンケア、汗の対処などもこれから暑くなっていくのでしっかりとマスターして帰ります。

患者Bは服の下に炎症が多いタイプなので安全な衣類を探す事が重要になりました。安全な衣類というのは素材だけにこだわらず、触り心地が重要になります。女性はどうしても下着がトリガーになりやすいので、ブラジャーもスポーツ系で後ろにフックがついていない物やパンツも股のエリアが擦れないようにボーイショーツ(ぴたっとしたトランクスのようなパンツ)が安全です。後は触り心地を手で触ってみて、擦れるポイント(肩の前、首の周り、下着ライン、胸下、ブラジャーラインなど)が柔らかいかどうか確認する事です。スポーツ系がなぜ良いのかと言うと、通気性や擦れなどを考えてデザインされているのでアトピーの敏感肌にとっても安全な物が多いです。ヘアーカットも指摘され、内側に曲がる髪の毛が首に直接当たっているのでそれが刺激になり首の横ばかりが痒くなっていたようです。スカーフをするように、首へ刺激を与えるとかゆみが発生する場合が多いです。

小さな事でも重なっていくと、どれもアトピーコントロールに繋がります。たかがスキンケア、たかが安全な洗濯方法、たかが衣類探し、たかが汗のコントロール、たかが感染予防、たかがアレルギー治療、たかが。。何か多いですよね。これがアトピー治療の根本になります。ドゥプリマブやステロイドも道具にしかすぎません。患者への教育、道具、ドクターマセソンの知識などすべて含めて一つの治療となるので、一つに集中しない事が治療成功につながります。





2016年6月3日金曜日

ビデオSKYPEディスカッション、アンケート

渡米治療された方達の情報になりますが、今月のビデオSKYPEディスカッションは:

日本時間6月17日(金)
12:00PM ~ 12:30PM - スロット1 空き
12:30PM ~  1:00PM - スロット2 空き
1:00PM  ~  1:30PM - スロット3 空き

ご予約時にスロットタイムとディスカッション内容をChatworkかEメールでメッセージして下さい。なお、事前にキャンセルする場合は24時間前に必ずご連絡下さい。ディスカッションはどんな内容でもOKです!ご予約の時にどのような内容のディスカッションを行いたいか記入しておいて下さい。

チャットワーク内のシステムでビデオチャット機能が付いています。今回はこのシステムを活用してビデオチャットを行いたいと思います。チャットボックスの項目にEmoji、誰宛てのメッセージ、添付、とその横にビデオカメラのアイコンがあります。そこでビデオチャットが出来るのでちょっと試してみて下さい。もし無理であれば、滑り止めとしてSKYPEを使います。



最近に渡米治療後のアンケートも始めました。治療プログラムをもっと良くしていくのには、患者様からの声も必要です。快適にポートランドで過ごし、充実した治療になるようにいつもアイデアを絞っています。アンケートの直リンクは私へEメール、もしくわチャットワーク内からでもリンクが見れます。もしお時間があるときにアンケートをクリックして頂けると幸いです。8問ほどで、約2分程度で終了出来ると思います。匿名式なので、誰がアンケートを終了したか判りませんのでご安心して下さい。データ収集完了後は又ブログなどに載せます。ご協力有難う御座います!

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2016年5月28日土曜日

5月チーム、渡米アトピー治療スタート!

先月は男性お二人でしたが、今月は親子と女性一人のチームです。親子の方はオハイオ州・クリーブランド周辺に旦那様のお仕事で駐在されております。もう一人の方は日本からです。

アメリカ駐在中の日本人患者も数十名治療に来られました(カナダも)。この理由は最寄りの病院へ行ってもアメリカだからと言って決して良いとは限りません。以前にも書いたように、日本特有のアトピーは中々アメリカでも理解して頂けません。仕方ない事で、アメリカのドクター達も日本の医療や現状などは解らないので、リバウンドや民間療法、日本でのアトピー事情を説明しても伝わりません。温泉や食事療法、漢方などのお話しをしたら絶対に”What!?”になります。

オハイオ州は田舎なので、やはり現地の医者には”アトピー性皮膚炎の方にはアレルギー治療は出来ません”と断られたようです。我々の用にアトピーを患っている方にも安全に打てるようにラッシュセラピーや濃度の改良などはほぼどこのアレルギー科でも行っていないので、当然理解して頂けません。

お二人ともステロイド外用剤はほとんど使わず、抗ヒスタミン剤や保湿剤などで我慢していたようです。病気の酷さも我々と患者自身の視点は違うので、中ぐらいの炎症が出ていても本人からすると死ぬほど辛いかもしれません。超重症の方でも”今は比較的落ち着いている”と言う方もおられました。経験や体感などによってかなり異なります。患者様ご自身がどれだけ苦しい思いをしているかが重要なので、医学上だけの酷さだけでは無い病気だと思います。

ドゥプリマブも高額なお薬になるので、”アトピー点数”のような基準やハードルが出来る見込みです。全員のアトピー患者に渡すと国民保健にかなりの負担をかけるので難しいと思われます。ダウン・アップ治療法と言い、最小限のお薬から始め、効かなくなってきたりすると量や強さを増やしていく方法です。これは大体みんな経験してきている事ですね。弱いステロイド外用剤からベリーストロングに上げて行き、それの効果が無くなるとリバウンド待ちがずっと使い続けるかになる行き止まり状態の事です。

こちらではアップ・ダウン治療法で一番良い、最善の治療を始めから行う事によって治療効果を最大限まげ上げます。安全性重視はしていますが、早く良くなってほしいため、古い、弱いお薬から使って様子を見ると言う事はしません。これらは国民保健制度とアメリカの医療制度の違いだと思います。

5月チームの方達はポートランドでのローズフェスティバル祭りやバラ園のオープン時期なので色々と楽しめると思います。雨もそろそろ終わる時期なので、気候も良く湿気がほとんど無いのでとても良い時期来られました。

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2016年5月26日木曜日

4月チーム、渡米治療終了!

4月男性チームのお二人、治療中はお疲れ様でした。無事渡米治療終了し、帰国されました。

一人の方は炎症が酷すぎてアレルギー検査が初日に行えなかったですが、2週目でだいぶ回復され、検査を行い、帰国ぎりぎりでラッシュイミュノセラピーを終える事が出来ました。

ポートランドの生活も満喫されて、とても良い滞在になったと思います。幸い天気も良く、汗の対処やトリガー探しの練習にもなり、これから日本に帰っても自信を持ってケアを継続出来ます。

リバウンドの対処も必要なかったので今後も安定した状態を維持して良い経過が期待されます。理解力も強く、スキンケアもドクターにほめられるぐらい上手で指示を忠実に守るタイプの患者様でした。

これからお仕事も復帰し、スポーツや趣味なども初めて生活の質が上がる事を願っております。日本に帰ってからが本当の治療始まりなので環境を整え、季節や状態で変化するケアーを行い、感染予防やアレルギー注射を継続し、アメリカで覚えた知識で今後コントロールしていきます。安全網も沢山作っているのでチャットワークを利用して質問やディスカッションをしたり、オンライン診察サービスを利用したり、沢野クリニックのドクターと連携を取って必要な場合は検査を行ったり、ビデオSKYPEディスカッションで相談したり、あらゆるサポートがあります。

今後も治療経過が良い事を心から願っております。

(最終日、PDX空港でさよなら。患者様のご要望で一部修正を加えております)

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2016年5月7日土曜日

ステロイド依存症からのリバウンドをコントロール

アメリカでは聞かない、”脱ステ”と言う言葉を良く患者様から聞きます。まずは、どうしてアメリカではこの言葉を聞かないのか?アトピーは日本人にしかない病気?脱保湿や温泉療法などもどうしてアメリカに無いのか?

ほとんどの方は子供の間に的確な治療やケアーを教わっているので、成人アトピーの人口がとても少なく、脱ステや民間療法などが流行らない訳です。滞在中の患者様も1カ月ポートランドで生活して一人もアトピーの人を見ないはずです。私も実際成人アトピーと言う方とはアメリカ人生(26年)で一人だけ遭遇した可能性があります(高校の友達で口の周りが荒れるのでハイドロコーチゾンを塗っていました)。乾癬は見たことありますが、友達のケース以外では私はまだアトピーをコントロール出来ていない方とは遭遇した事がありません。

このいった現状でリバウンドや脱ステとか行っている方が更に少数になります。アメリカのドクター達も先進国の日本でハイテクな技術や高性能な車や電化製品を製造している国がどうしてアトピーがこのようになってるかとても不思議に思うようです。漢方や食事療法をまだ行っていると聞くと、とても古風な方針で病気の実態を解らない頃はあてずっぽうで色々と試していた頃もあったが、病気の実態が解るとそういう古風な治療法は無くなっていくはずだと、良く言います。

患者への教育をする時間もなく、ステロイド軟膏や抗ヒスタミン剤を渡され、痒くなったら使って下さい、との指示だけで終わっている方も多いようです。ステロイド軟膏が効かなくなってきたら、強さを上げていき、ベリーストロングまでたどり着くと、それもいずれかは効かなくなるのでリバウンド待ちの状態になります。

今渡米中のお医者様は日本医療学会で、ステロイド外用剤から副腎不全・停止・低下は起こらないと発表しているとおっしゃっていました。お薬を止める事によってアトピーが悪化するだけ、となっているようです。

ベリーストロングを毎日塗布している方が急に止めるとみんなどうなるか解りますね。我々も渡米直前まで使用していた方達の状態を何百人と見てきているので、リバウンドを身近に沢山見ています。顔や足首が腫れたり、左右対称に極度の炎症が出たりするのは内科的な問題です。”アトピーが再発している”以前の症状です。

渡米治療中はリバウンドをコントロールする事によって安全かつ辛くなく強いステロイド軟膏から離脱出来ます。

上記の図のように、波のように出てくるリバウンド(赤いライン)を筋肉注射と内服薬を症状と合わして抑えていきます。本来なら筋肉注射だけで症状が治まっていきますが(深い赤のライン)、リバウンドを起こす方はブーストとして内服薬(緑のライン)を使わないと注射の効果を貫いて炎症が出てきます。大体ステロイド外用剤を止めてから5日から7日目ぐらいに爆発的に悪化するのでそこをコントロールしていきます。当然その間にもスキンケア、感染対処やアレルギー治療を始めるので良い経過が見られますが、リバウンドを経験しない方と比べると波があります。この波の回数も使っていたお薬の強さ、頻度、期間、塗布範囲などによって異なってきます。体質もあり、ラッキーにリバウンドが強く出ない方や、ほんの2カ月ほど毎日塗布しただけによってかなり重症なリバウンドになる方もおられます。

どっちに転んでもドクターが対処してくれます。これらのコントロール無しで日本で脱ステする事はとても危険で、がまん出来ない状態になるケースがほとんどなので、脱ステは危険です。ゆっくりと止めていく事が重要になります。

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2016年5月4日水曜日

4月アトピー治療チームの経過

2週目で時差ぼけも治り、睡眠も良く取れるようになりエネルギー充電が出来た時期になります。今までの寝不足、倦怠感やストレスも取れていき、一人の方はランニングをケアホーム施設の周りで始め、二人でダウンタウンへ数回バスに乗って遊びに行ったようです。

患者A(医師)-皮膚の経過がものすごく良いです。渡米時は肌の状態があまりにも酷く、スクラッチ検査を拒否されました。血液検査でアレルギーを測った所、ほぼゼロの反応で、日本でも同じような反応だったようです。皮膚が回復してきたので、今週にスクラッチ・皮下注射検査を行います。
スキンケアがとても上手で、ギトギト状態の保湿から程よい量に塗って下さいと指示を受け、皮膚が回復している証拠です。診察で皮膚を見た状態はすでに90%ぐらいの回復が見られ、患者本人も痒みがほぼゼロに等しい状態です。初日に打った筋肉注射の効果は2週目になると70%の効力は無くなっています。アレルギーが無い分(今週で明確になりますが)やはり服の下の炎症が顔や手の甲、首と比べて圧倒的に酷いのが解りました。検査の結果や炎症のパターンで原因が明確になってくると患者様ご本人も納得して治療を続けてくれます。この方は”クラシックパターン”の経過が見られます。これは昔のアトピー患者(20年ぐらい前)の経過で、いわゆる魔法の用に良くなると昔は噂で言われていましたが、その通りに回復していっています。リバウンドの対処も必要なかったので、経過のスピードも速く、皮膚が安定してきています。

患者B-この方も同様で、経過がものすごく良く、クラシックパターン系です。あまり困難化されず、渡米前にステロイドも自分で量を減らして行ったりして、リバウンドの対処をこちらで行う必要が無かったので皮膚が良くなる一方です。患者Aとは異なり、とてもアレルギーが多いので日本に帰国した後に仕事場と家の環境を整える事が重要になります。患者B様もとてもスキンケアが上手で、男性チームお二人ともドクターに褒められるほどスキンケアが良く出来ていました。理解力が強いチームでこちらも助かります。走るのが趣味で、結構な距離を走っているので、ドクターからも日本で行う事をアメリカでもチャレンジしなさいと言われているので滞在中は走り続けると思います。産まれてからずっとアトピーで、初めて痒みから解放される状態と皮膚の感触が明らかに違う事に対して慣れるまで時間が掛かる見込みです。ずっと皮膚を擦ったり、頭を掻いたりする癖があるので、これは他の人から指摘されるまでは中々しぶとく癖が残るものです。痒くなくても掻いている時は指摘しなくてはいけません。

明日はみんなでブラジリアングリルにランチを食べに行く予定です。アメリカに来たからにはお肉を食べたいというご要望があったので、ステーキよりもお肉食べ放題のチュラスコが良いと思いました。

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