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2020年3月18日水曜日

ドクターマセソン日本アトピー治療、3月17日2020年 更新

遠隔治療のQ&A、YOUTUBEビデオです。3月20日2020年に撮影致しました。


遠隔アトピー治療の情報です:
https://kanachin-atopi.com/japan-online-consulting/

コロナウイルスの感染リスクと運航規制などの問題を解決するために、ドクターマセソン日本アトピー治療プログラムの順序と流れが変更されました。


1.予約完了していただいた方から
ケア用品セットをご自宅に配送します。

2.Skype、LINEのビデオ通話で、遠隔治療からスタートします。

3.コロナウイルスの騒動が落ち着き次第、ドクターマセソンが来日の際に診察

◾️料金について◾️

コロナウイルスの影響でドクターとお会い出来ない事を考慮し、料金の支払い方法を変更しました。

※今回限り、安心の分割払いに対応しました。
治療費49万5000円

治療参加前の個人SKYPE面談 5000円 (治療参加の場合、総治療費から差引)
治療予約抑え金 50,000円 (治療参加の場合、総治療費から差引)

495,000円 -5000円 -50,000円 = 440,000円

遠隔治療分のお支払い 220,000円
+
ドクター来日の際に残金をお支払い 220,000円
=440,000円

*ドクターマセソンの判断により、追加に診察やリチェックが必要な場合、お薬代・診察費用は別途となります。

治療に必要なケア用品やお薬は料金の中に含まれています。これらはご自宅へ郵送致します。

最終予約は4/10までとなっております。事前に私とのビデオSKYPE面談も行う必要があります。

治療スケジュール:
日程:5月16日、17日 2020年
時間帯:朝7:00AM~10:00AM 
予約時間
7:00AM - 7:40AM
7:45AM - 8:25AM
8:30AM - 9:10AM
9:15AM - 10:00AM

なお、ドクターマセソンも遠隔だけの治療というのは理想的でない事と、直接お会いするのはとても重要だと思っています。但し、現状と現実を把握し、いつ我々が渡米するのも判らないまま、治療に参加する事も難しい事です。その理由でできるだけ早くアトピーをコントロールし、正しいケアなども始め、感染を治療し、環境を整える事を行いたいと思いました。

我々の他の治療プログラムも遠隔システムを実地しており、医療機関もできるだけ患者様はクリニックへお尋ねしないように(緊急でない限り)ビデオや電話で対処しております。

ご理解とご了承宜しくお願い申し上げます。

2020年3月5日木曜日

アメリカ運航規制の可能性、コロナウイルス

日に日に変わる運航規制の制度ですが、イランに過去2週間以内に訪問した方は入国禁止令が出ました。イタリア・中国・韓国からの訪問者はウイルスのスクリーニングが必要となりました。

アメリカから日本行きの便(成田・関空)は減りました。

日本からアメリカの訪問者はまだ規制が無いので、この時期に治療を検討されている方はお早目にご連絡下さい。航空会社のポリシーでは万が一規制が出来た場合、航空券費用は返金されます。

オレゴンでの感染者は現在1名~4名ぐらいで、今8人の検査結果を待っているようです。

万が一の事もありますので、旅行者保険は必ず加入してから渡米してください(これは以前からもおすすめしていましたが、今は絶対に加入して渡米された方が良いです)。


2020年2月29日土曜日

デュピクセントでリバウンド対処は出来るのか?

ステロイド外用剤の使用からデュピクセントへ移行する患者様が多いと思います。

長期間、広範囲にステロイド外用剤を塗布している方でデュピに移行し、ゆっくり外用剤を止めていくか急に止めるかによってだいぶ経過が違うと思います。

デュピだけではリバウンドを抑える事が出来ないのと、効果が発揮するまで少し時間が掛かる生物薬のため、打っていても急にステロイド外用剤を止めるとリバウンドが勝ってしまう可能性が高いです。

他の対処が出来ていないとデュピの効果も100%発揮できないので、高い割には効果がイマイチとか、いつ効いてくれるのだろうとか疑問も増えてくるとは思います。

コスパでいうと、的確な治療とデュピを同時に進行し、リバウンドも抑えながら治療を始める事により、長期に渡ってデュピを使わなくてもよいと思います。
我々の経験上、デュピでだいぶ皮膚をコントロールした後、止めても安定していく人もいれば、徐々に悪化する方もいます。

この違いは内面的にアトピーが抑えれない人か外部の悪化要因を防ぐのが不可能な人(例としては、歯科治療で使う接着剤にアレルギーを持っている方で虫歯があると、防ぎようがない)がネオーラルやデュピなど使ってコントロールする必要があります。但し、こういったケースはかなりレアで、我々の患者数5%以下の方達が必要となります。

超重症患者でもデュピが市場に出ていなかった頃から、ドクターマセソンの治療とアレルギー治療などで安定している方が95%でした。

デュピと正しい治療、両方行う事により、効果を最大限まで引き出す事が可能です。デュピを止めれるタイミングも早まるかと思います。

2020年2月12日水曜日

アトピー性皮膚炎、悪化の原因とは?

アトピーを悪化させる要因は人によって異なります。これは慎重に過去歴や体に出ている炎症のパターンを見直す必要があります。

では一緒に、ドクターになった気分で悪化の要因を探してみましょう。

ケーススタディ1(例)
女性、38歳 育児中 子供2歳 専業主婦
アトピー発症歴 幼児湿疹 四肢関節
治療方針 ステロイド外用剤

0歳~12歳まで炎症箇所が四肢関節・脇・腰などに少々。ステロイド外用剤の塗布でコントロールできる。

13歳 顔・首、急激に悪化、ステロイドの強度UP、塗布の範囲が広まり、一時的には収まるがステロイドを塗らないとすぐにまた悪化。

18歳 大学に入り一人暮らしが始まる。顔・首主体の炎症が上胸・胴体にも広がる。さらにステロイドの強度が増し、塗布するエリアが増える。

23歳 ステロイド外用剤を停止。リバウンドを経験する。全身極度の炎症で仕事を辞める

23歳~25歳 ステロイドを使わない治療を探す:民間療法・漢方・温泉・サプリ

26歳~30歳 リバウンドの症状は治まるが、全身に炎症・皮膚の乾燥が酷い。脱保湿や瀉血などあらゆる治療法を探す。

31歳~34歳 民間療法の効果に満足せず、標準治療に戻る。処方薬:リンデロン、アンチベート、抗ヒスタミン剤。炎症箇所・主に顔、首、腕、足、背中
リバウンドを恐れ、毎日は塗布せず、部分的に数日間使用。

35歳 結婚、子供が産まれ、手と鎖骨に新たな炎症箇所が出来る。ステロイド軟膏

38歳 渡米治療決心、ドクターマセソンの治療が始まる。

という流れの問診票をよく見ます。上記はあくまで例ですがこれらをもとに悪化の要因を追究すると:

新生児から幼児まで、四肢関節部に炎症が出るのはよく見ます。汗が溜まったり、アトピーの性質上、このエリアに炎症が出るケースが多く、少しのステロイド塗布でコントロールできる子供が多いです。

小学生になるにつれ、スポーツや外で遊んだり、悪化の要因が増えますが、まだアトピー年月も浅いため、極度の炎症が慢性化する前にステロイド軟膏などで抑える事が可能です。但し、乾燥肌をずっとコントロール出来ていないと、空気中アレルゲンなどが皮膚を貫通して体内に入っていく量がアトピーを患っていない方と比べてとても多くなります。このため、免疫が刺激され、アレルギー体質になるリスクが上昇していきます。

上記の理由のため、思春期に入ると、アレルギー体質になり空気中アレルギーの反応が始まり、顔や首、衣類の外に出ている皮膚が悪化始まります。この時に花粉症の症状なども出てきたり、喘息が悪化する方もいます。どのアレルギーに反応しているかスクラッチ検査を行う必要があり、血液検査では擬陽性と言い、反応が無い物にも要請を示してしまう場合があるのでアメリカでは主流ではなくなりました。

更なる悪化の要因が炎症の度合いと範囲が広くなるにつれ、ステロイド軟膏の強度も増し、塗る頻度も増します。生活を維持するために、ほぼ毎日塗布する事になり、これが何年も続くと、依存してしまうので止めた時にリバウンドのリスクが急上昇してしまいます。

一人暮らしを始めてするときはあまり綺麗ではないアパートや寮生活などでカビ・埃・空調システムのフィルター汚れ、大学生活で更なる悪化する場合があります。勉強に集中するためにステロイド塗布を継続し、更に範囲や強さなど増す場合もあります。

社会人になってから、ステロイドをずっと使っていると良くないと自覚し、医師への信頼もなくし、脱ステが始めります。強度のリバウンドを経験し、入院する方もいれば、家に引きこもってしまう場合もあります。ここでもう二度とステロイドを使いたくないと思い、他の治療法を探します。

ここから数年かけてあるゆる温泉・食事療法・瀉血・漢方などぐるぐる回る方が多いです。良いのか悪いのかアップダウンを繰り返し、アトピーに対する混乱や余計に悪化するような療法など、更に誰も信用できなくなります。

次第には標準治療に戻り、20年前と同じ治療で同じ事を繰り返す。長期ステロイド塗布をしていたので、皮膚が薄くなりさらに敏感になっている事もあります。安全な商品を探すのに苦戦するケースが多いです(洗剤・保湿剤・シャンプー)。

結婚し、子供が産まれ、育児で手の湿疹が新たに始まり大きなトリガー要素となります。手のケアに対する知識が少ないため、手を頻繁に洗いすぎたりし、乾燥でそこから感染に繋がります。

ここで渡米治療を決心し、上記すべての悪化要因を追究し、長期安定のために駆除していきます。皮膚が丈夫になるにつれ、ケアも楽になり、簡単には炎症がでないようになり、はたから見てもアトピーとは判らない状態を維持していくのがゴールとなります。

悪化要因リスト:
洗濯洗剤と衣類の乾燥方法、室内や外で衣類を干していると空気中のアレルゲンが衣類につくので、それが皮膚と接触し悪化する方がとても多い。
合わない洗剤が衣類に残っており、汗をかいたときに成分が皮膚と長期間接触
柔軟剤を使っていたりし、成分が衣類に残り皮膚との長期間接触
洗濯機の中にカビが発生している

マットレスと枕にダニカバーを使っていないため、長期間接触で悪化

掃除機をかける事により、埃が舞い、空気中アレルゲンから悪化
畳の部屋で寝るため、掃除機を使っても埃やダニを吸いきれないため、悪化

お風呂の温度が高すぎで、出た後に痒みが増し、皮膚の乾燥が酷くなる

上記が基礎的なリストで、ここから個人的な要因を探し、改善します。



2016年1月31日日曜日

ドゥプリマブを日本で公認後、アトピーはどうなる?

このトピックスは、ドゥプリマブの存在は知っている方達にはとても興味深いと思います。残念ながら私は日本で住んだ事が無いので、日本国民保健制度の知識は日本のお医者様からのお話しぐらいです。


箇条書きにすると:
ドゥプリマブがとても高額-製造の段階でかなり高額なお薬なので、定価ですと1年間300万円ぐらいの費用が目安です(他の生物薬のコストを見ると)。日本としてのバイヤー力は強いので、製薬会社との交渉で多く購入し、購入値を安くする事が国民保健の国には良くあります(コストコの用に)。安く購入したとしても、50%引きで年間150万円のコストには最低なると思います。

国民保健でアトピー患者全員にドゥプリマブ?-は無理でしょう。免疫抑制剤のサイクロスポリンでも、処方する量と期間が短いのでコストを抑えているようです。ドゥプリマブも短い期間だけ貰えるか、特定した重症患者だけに処方する事になると思います。

では、どうしたらドゥプリマブが貰える?-皮膚科が使う”点数”システムと言うのがあります。さまざまな質問に答えてから(不眠、生活支障など)皮膚科が肌を診察し、患部により点数をつけて行きます。この点数によってドゥプリマブを処方して貰えるか、ステロイド軟膏治療になるのか判断されると思います。



ドゥプリマブでリバウンドは抑えれない-この新薬は、IL4とIL13と言うアトピー・アレルギー因子だけを制御する物なのでステロイド剤からの副作用・後遺症のリバウンドを抑える効果はありません。重症患者は経験上、まったく治療を行っていない(民間療法のみ)放置状態の方か、がっつりステロイド軟膏、又は常時ステロイド内服を行っている方の2種類が多いです。放置状態の方にはドゥプリマブの効果はとても良いと思います。リバウンドを待っている方(ステロイドを止めれない方達)にはドゥプリマブの他にリバウンドコントロールの治療が必要になります。

ドゥプリマブのリスク-お薬自体の副作用やリスクはゼロに等しいほど安全です。私が思うリスクは、我々が患者様に教育しているスキンケアや感染予防、感染対処、アレルギー治療などを追加でする事によりドゥプリマブの効果が発揮するので、このお薬は治療の追加と考えてください。治療の代わりになるお薬ではありません。まだ脱保湿や瀉血、誤ったステロイドの使い方などを良く聞くので、正当なアトピーケアーの知識が一般化されないとドゥプリマブも”あまり効かないお薬”と見なされて日本政府が購入しなくなるかも知れません。ステロイドほど即効性が無いので、長期間の安定にはとても良いお薬ですが、効果が発揮するまで大体1ヵ月ぐらい掛かっています。強いトリガーと接触すると効果を貫いて炎症も出ます。但し、長期間安定するためには現在では最強の道具です。



アメリカでドゥプリマブを購入-この手段を探す方も出て来ると思います。現在でもサイクロスポリンの処方量と期間が日本では短すぎるのでアメリカから発送しています。コストコ薬局で一番安く購入し、医療コーディネーターとしてコストコとの関係を持ち、我々の患者はすべてその上10%引きで購入しています。アメリカでドゥプリマブが公認された後は、高額になりますがアメリカで購入し、日本で治療を継続する事が出来るプログラムを作るつもりです。

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2016年1月14日木曜日

渡米治療体験談 第7話

11月チームの学生さんがゲストブックに投稿して頂いてくれました。とてもアクティブな方で、ポートランドも楽しんで治療を終えました。

幸い、お父様が薬剤師なのでお薬の知識があり強いステロイド外用剤を常時使う事は良くないと思って、保湿剤や弱いステロイドを部分的に使うだけで過ごしていたため、リバウンドをアメリカでコントロールしなくても大丈夫でした。

その代り、ステロイドで抑えていないので炎症が多く痒みも強かったので塗り薬・保湿剤だけでは病気を抑える事は出来ていませんでした。お薬に対する知識が強くても病気に対して正しい知識の教育が滞在中に必要となります。医学上では病気の原因などが明確になっていますが、患者自身にあった治療方針を探す事がとても重要です。それぞれアトピーの出方やトリガー、因子の強さや過去の治療法などによって多種のパターンが診られます。今後のライフスタイルによっても治療方針は変わります。そのため、仕事の内容や生活パターンなども診察中に良く聞かれます。



あれがいいよ、これがいいよ、と言う治療法やお薬・商品などは全員に合うとは限りません。我々の治療ですら、患者によってはかなり違うアプローチを取る場合もあります。幸い、我々の経験と得に重症患者を主体として治療を行っているので、あらゆるパターンや治療法を編出して来ました。基礎としては、同じ部分もありますが(スキンケア・感染予防・安全なお薬の使い方など)大半の方達は独自の治療方針を取るようになります。

当然健康を保つために食事療法・適度な運動や漢方なども危険でなければ継続して頂いても大丈夫です。但し食事療法で栄養失調になっていたり、ステロイド入り漢方などはこちらではお進めしていません。趣味程度ならOKですよとドクターに言われます。大半の方達が食事療法があまり効果が無いと判った時点で辞めてしまいます。今までの分を取り返すように食べる方もおられます。

この方も治療中にポートランドのレストランも楽しみ、最後の2週間は語学学校へ通い、お友達も作って、充実した滞在になりました。お若いので治療経過も良く、これから学校を卒業して社会人デビューをとても楽しみにしています。

アトピーをコントロールせず、20代から30代を過ごすのと、渡米治療を終えてから社会に出るのを比べると、大幅に人生が変わったと信じています。

バイクを乗っているので、アトピーよりもそこが不安な気持ちです。

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