OMC

2017年4月30日日曜日

不妊治療セミナー・東京4月28日2017年・無事終了!


ドクターリー、初めての日本来日不妊治療セミナーが昨日無事終了しました。沢山の方達に来て頂いて、とても感謝しております。


やはりレクチャーの内容は、みんなの想像を上回る物であり、ドクターリーの説明や喋り方がとても上手だったので内容をちゃんと理解できるようにとても丁重に難しいトピックスでも説明して頂きました。




内容のポイントは:
OHSUの不妊治療チーム - 不妊スペシャリストドクター4人、その中でも一人一人専門分野があり、体外受精プロトコルなど4人のドクターがお互いを見直すチェックなどもあります。
看護師チーム - 婦長はスペシャリストドクターとマッチングされ、常に同じ看護師がそのマッチされたドクターと働きます。これによってお互いがとても分かり合えるのもあり、チームワークが良くなります。
遺伝子カウンセラー - 遺伝子検査がもっと主流になってくるにつれ、遺伝子に対する質問やPGS/PGD検査を行うか行わないかの相談・治療プランなどの構成。
心理カウンセリング博士 - 体外受精・不妊治療などからの不安やトラウマなど、ドナーで産まれたお子様がある年齢になるとどのように説明したら良いかなど相談出来ます。

ドクターリーの経歴:
ハーバード生物学系卒、4年
イェール医学部卒、4年
ハーバード研修生・産科、婦人科、生殖器外科 4年
特別研究員・生殖器内分泌学、不妊学 3年
アメリカ認定医・ボードメンバー・産科、婦人科、生殖内分泌学会 5年
ここまでの地位を所得するまで合計20年

世界で初めての技法や研究成果など沢山出版されています:
細胞からの核を卵子に移植し、単細胞を培養し、臓器のクローニングに成功
猿の卵巣を体の別の部分に移植(この場合、腕に移植)し、腕から卵子を採卵する事に成功し、そこから猿の赤ちゃんを体外受精で無事産まれました。これは癌治療が必要な方にとって、生殖機能保護のために行った研究であり、人間での実例は今世界で60件ほどあります。
流産28回起こした女性に対して、子宮の入り口を手術でくくっても流産を起こし、代理出産しか方法が無いと思っていた方が、ドクターリーと会い、子宮の上から入口をくくる技法(マイクロロボット手術必要)を行い、双子の赤ちゃんを40週間まで妊娠を維持し、無事出産出来たストーリーが印象に残っているようです。

遺伝子検査のメリット:
遺伝性病気リスクの高い方、もしくは年配の方に対する受精卵遺伝子検査はとても重要のようです。そのため、冷凍・解凍が必要な受精卵が増えて行っていますが、統計を取ると新鮮(フレッシュ)サイクルの体外受精よりも、冷凍受精卵の方が成功率が上がっています。この技術と研究はもっと進むでしょう、との事でした。

これらが私の印象に残った内容でした。

今日は個人カウンセリングを行う日であり、講演会後に予約がほぼすべて埋まりました。我々と会って、内容も理解し、多分少し衝撃的な所もあったと思うので、来て頂いた方達の大半と今日会う事になると思います。

この仕事をやっていて気付いた所は本当にTOPのドクター達はえばったりとかとても冷たい、嫌な感じの先生はほぼいない感じがします。人を助けたい気持ちと、心のスケールが違うと言うか、人としてかなりレベルが違う、とても充実したハッピーなドクターが我々OMCと組み合っているので患者様がとても安心します。そのポジティブなエネルギーに引かれて来る患者様も大体の場合はとても良い方達で、良いエネルギーが更に倍増される形でこの活動・組織が大きくなっていきました。
病気と言うのはマイナスな部分が多いですが、その中でポジティブを探し、そこから良い結果を生む事により、治療の成功にもつながると信じています。

(ドクターリーと奥様です)

2017年4月24日月曜日

幼児アトピーにもっとも重要な治療法とは?


ドクターロバートマセソン・アメリカ皮膚科専門医がここで幼児アトピーのスキンケアとトリガー駆除の重要性を説明しています:


(フルスクリーンでないと字幕が見えにくいと思います)

適切な知識とスキンケアです。これが今医療学会で発表されているデータを基にした治療方針です。

今まで幼児アトピーの治療をアメリカで見てきた上で、治療成功率と経過が良い方達のポイントは:(重要度の順で)

1.正しい知識
まず病気の実態や原因、根本的な事が理解していないとまず治療は成功しないと思います。これらを得るのには医師からの説明や教育が必要で、アトピー治療はどうしても時間が掛かります。診察時間が長いのも、ほとんどは教育です。其の上、患者一人一人が違うので、それに合わした教育も必要です。お子様の年齢にもよりますが、親子での教育が必要です。

2.スキンケア
アトピー治療で一番甘く見られる部分であるが、一番重要でもある。基礎であり、ここからすべて始まります。400万円のドゥピクセントを使おうが、強いステロイドをいくら使ってもその場しのぎにしかなりません。幸い、子供の場合、成人アトピーと比べアトピー年月も浅く、リバウンドを起こすほどステロイド軟膏を塗布していない子も多いので、難化している”ひも解き”をしなくても良いです。変な知識などもまだ沈着していないため、親が落ち着いてお話を聞けるようになった時、知識はすんなり入ります。

3.トリガー駆除(悪化の要因)
アトピー性皮膚炎を患っている方達の大きなトリガーは衣類からの接触で起こるケースがとても多いです。なぜなら、1日の中で衣類を着ている時間が皮膚との接触も一番長い物質になります。安全な洗剤選びに混乱していたり、まだ外で衣類を干していたりする事により、トリガーが常に皮膚と接触しています。少し汗を掻くと、衣類についている物質と皮膚の”橋、ブリッジ”になるので背中、脇など汗が溜まりやすいエリアが悪化するケースもあります。汗を掻くのは体の自然の仕組みですが、汗が皮膚の上にのっている時間が長いと痒みが発生します。その他ベッディングなど、接触時間が長い物から対処していくのが、大きなトリガー駆除に繋がります。衣類で一日14時間ぐらいとベッディングで1日8時間ぐらいの接触になります。

4.お薬
感染を起こしていると、トリガー駆除やスキンケアだけではバクテリアを退治する事が出来ません。幼児の場合は年齢にもよりますが、他の人間との接触が少ないと感染を起こすリスクが少ないですが、親がアトピーを持っているとお子様に感染するリスクが上がります。ハイター風呂などで感染の予防は出来ますが、重度な感染を起こしているとすぐに主治医に行く必要があります。お子様の体重に合わした抗生物質を頻繁に使わなければアメリカでは病気で苦しむ方が体に悪いと言われています。

5.上記のケアをお子様の年齢と共に変えていく事です
デイケアや幼稚園、スポーツやさまざまなアクティビティが増えて行きます。その都度汗の対処や衣類選び、季節によってスキンケアを変えたり工夫が必要になってきます。子供の皮膚はとても敏感ですぐに赤くなったりしますが、パニックにならず、適切なケアを忘れずに継続する事により、研究データによると成人アトピー化を50%以上下げれるようです。
研究データ:アレルギー・免疫学医療ジャーナル
(この研究はお薬無しでスキンケアのみの研究成果です。お薬やトリガー駆除も追加した研究データはまだありませんが、成人アトピー化を妨げる確率は更に上がると想定されます)

正規ウエブサイト:http://atopic-kodomo.com/
5月10日2017年から、ドクターマセソンスキンアカデミーを大阪で実地致します。ご予約の受付は(ウエブサイトからも可能です、下記の直接EメールもOKです):
ご予約・ご質問等はこちら

 (米国皮膚科認定医・アトピー・乾癬スペシャリスト、オレゴンメディカルリサーチセンター研究医、ドクターロバートT.マセソン、プログラム指導者 *来日はしません)

(看護資格・メディカルアシスタント・アトピー治療教育経験25年・奈美子クリッツロー・マセソンスキンアカデミー教育・指導・アフターケア) 

(オレゴンメディカルコーディネーター創業者・代表取締役・実地サポート・翻訳・メディカルコンサルタント・アトピー教育経験11年・高澤晃平)

2017年4月20日木曜日

レミーの成長日記・1歳の誕生日パーティー

(ポートランドでの桜シーズン)

家のレミーが1歳になりました。始めの3ヶ月は長く感じましたが、1年あっと言う間でした。

身長・体重・頭の大きさなどはアメリカ成長チャートでは50%の値になっています(他の子供達で同じような大きさ・体重が50%いると言うチャートです)。



(Playdate PDX、子供は生後8ヶ月から12歳まで、大人はビール・ワインを楽しめます)

1歳の誕生日パーティーも妻がセッティングし、”Under the sea"海のテーマでした。デコレーションも妻が全部手作りで、とても大人数の方達に来て頂きました。日本でもそうだと思いますが、アメリカでは1歳の誕生日はかなり盛大にお祝いします。


 (0ヶ月から1歳までの経過写真)


(このケーキは手作りではありません)


プレゼントも沢山貰いました!





パーティの最後は”スマッシュケーキ”と言い、初めてケーキを自分で食べさせるイベントがあります。ぐちゃくちゃドロドロになってケーキを食べようとします。



(みんなにバイバイ)

私は出来るだけ日本語で喋り、なんとかバイリンガルに育てたいと思います。ポートランドでは唯一のジャパニーズ・イングリッシュImmersion学校と言うのがあり、公立でインターナショナル学校のような物が存在します。スペイン語やフランス語などの学校は数多くありますが、さすが日本人が少ないオレゴンは一つだけです。すべてくじ引き制になっており、以外と人気あります。日本からの研修生や、日本人の先生もいます。朝8時AM~12時PMまで日本語(クラスの中も日本風にされている)、12時PM~3時PMは英語となっています。
妻がなんでも早くやる主義なので、もう見学に行って、4歳まで入れないですが、校長先生とお話したりして、準備しました。

前回との大きな違いが、とても好奇心が強いためなんでも触って、物を落として大人のリアクションを見たり、登ったり走ったりするようになりました。ふつうの食べ物も食べるようになり、なんだかペットから人間らしい生き物になってきました。
パーソナリティも少しづつ出て来て、自分が欲しいものやしたい事を言葉を使って言えないので、親子での手話みたいな物を作るとコミュニケーションが取りやすいようです。”何が欲しいの?どうして泣いてるの?”と聞いても答えてくれるはずがありません。ここで言葉を無理やり教えようとしても成功しないでしょう。


一番の難関が仕事と家族の時間を上手に作る事です。空いている時間は子供と遊んだりする事を心掛けています。5分でも30分でも、テレビやパソコンを見る前に少しでも一緒に過ごす時間を作る事が大切だと思いました。

 (イースター写真)
(イースターバニーとの写真)

果てしないプロジェクトのような感じですが、日に日に娘に対する愛情を感じるようになりました。アメリカでのカルチャーでは、いくら仕事に頑張って教育費や大旅行でサービスしても、子供と深い絆を作らなければすべての意味が無いと言われています。歳をとってから関係を作ろうとしても、大体手遅れなのでそうならないように頑張りたいと思います。












2017年4月11日火曜日

アトピー新薬、ドゥピクセント(ドゥプリマブ)の購入価格

コストコ薬局が経験上一番お薬の仕入れ値が安く、我々とのお付き合いも長いのでディスカウントで購入したり出来ます。

今コストコで購入した場合、1ヶ月分で$3200.00です。ドゥピクセント300mg2本入りです。

Dr. Andrew Blauvelt, M.D., M.B.A
米軍医療部門、司令官
皮膚科スペシャリスト・内科・分子ウイルス学
OHSU教授・オレゴン州皮膚科認定

ドクターマセソンのパートナー、ドクターブラウベルトさんがリジェネロン社からドゥピクセントの使い方や医療関係者達への教育・指導としての代表者として選ばれました。お薬の使い方や効果、医療ジャーナルに提出する研究成果のレポートなどすべてに関する責任者のドクターとなりました。

なのでドゥピクセントに対するご質問などあれば、私が先生に直接お聞きする事が出来ます。

ドクターマセソン・渡米アトピー治療+ドクターブラウベルト・ドゥピクセント生物薬の治療プランも出来ました。

現在日本で治験を終えた患者様、アメリカで治験を終えた患者様、オープンラベルを終えた患者様は、
2週間(16日間滞在)プラン:
ドクターマセソン診察3回、ドゥピクセント投与トレーニング・6ヶ月分のお薬を持って帰国。アレルギー治療無し。

渡米治療を終えた患者様でドゥピクセントを始めたい方は、
3週間(23日間滞在)プラン:
ドクターマセソン診察4回、スキンケア再教育、トリガー削除復習、ドゥピクセント投与トレーニング・6ヶ月分のお薬を持って帰国。アレルギー治療無し。

新規患者様でドゥピクセントを始めたい方は、
4週間(30日間滞在)プラン:
ドクターマセソン診察5回、出ている炎症を早く抑え、*リバウンドコントロール、徹底的なスキンケア・トリガー教育、ドゥピクセント投与トレーニング、6ヶ月分のお薬を持って帰国。アレルギー治療無し。
*ドゥピクセントではリバウンドを抑える事が出来ないと想定されているため、リバウンドを抑えるまで生物薬はスタート出来ないようになります。ドゥピクセントは効果が発揮するまで少し時間が掛かるため、地獄の用なリバウンドは今まで通りドクターマセソンがお薬で辛く無く日本のステロイドから離脱する事になります。この場合、渡米期間が長くなる事もあります。ご了承下さい。

治療に関するご質問などは:
お問い合わせはこちら

この生物薬がアトピー性皮膚炎治療に対して、現在世の中にある道具としては最強の物です。アレルギー、喘息、アトピーをすべてコントロールする生物薬は世界で初めてとなります。


2017年4月6日木曜日

不妊治療、アメリカ治療OHSUドクターリー来日!



2017年4月29日(土)
■Dr.リー講演会①
9:30-11:30 講演
11:30-12:30 フリータイム
■Dr.リー講演会②
13:30-15:30 講演
15:30-16:30 フリータイム
会場:リージャス 新宿イーサイドスクエア会議室
東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア地下1階
定員:各回80名
講演費:各回2,000円

不妊治療のスペシャリト、ドクターリー来日の正式ウエブサイトが完了しました!ここからお申込みやチケットを購入出来ます。朝の部・午後の部は同じ内容となっております。アメリカの最新技術、OHSUの施設、遺伝子検査やドナー探し、同性カップルなど、さまざまな内容とフリータイムでご質問など受け答えするお時間もあります。

2017年4月30日(日)

■Dr.リー個別カウンセリング
約30分(通訳付)
会場:東京都心某所
定員:14組
費用:10,000円
カウンセリング時間は、約30分(通訳付)です。
30分単位で、ご希望時間をご記入ください。
追ってこちらから、場所、時間をご連絡します。
ここはご夫婦、パートナーと一緒にドクターリーとプライベートのお時間を作ってご質問や治療方法などのコンサルティングが行える時間です。ドクターリーはアメリカでも人気なお医者様なので、一度お会いすると安心感が増すと思います。

アメリカ支部OMCは私、高沢晃平が代表してドクターリーとご一緒に医療通訳や治療の説明、ポートランドの滞在などのご質問を受けます。
日本支部US Medical Coordinatorsは治療のお申込みや日本から出発する準備など、治療の説明を行って頂きます。

医療を成功させるのには良いチームワークが必要で、患者様も含め、みんなで協力しあって成功に繋げる事が重要だと思っています。

ドクターリーは日本が初めてなので、とても楽しみにしております。医療の他、拳法の達人であり、インストラクターもしています。日本食が好きで、武術やお寺、日本の歴史ある物にとても興味があるようです。代理出産や遺伝子検査、染色体異常検査、産み分け、同性カップルの治療が日本のカルチャーで保守的な部分もあるのでアメリカの進歩的な治療法が皆様にとって有益な情報にある事を願っております。

2017年3月29日水曜日

アトピー新薬ドゥプリマブ(Dupilumab)、アメリカで今日FDAから認可がおりました!!





リジェネロン正規プレスリリース(英語)

医師達へのお薬の使い方:説明書

抗IL4+IL13のドゥプリマブ正式名がドゥピゼント(Dupixent)になり、今日、3月28日2017年パシフィックタイム9時AMにリジェネロン製薬会社から、アメリカ薬事法FDAが許可したと言う発表が出ました!!

やっと出ました。待ち遠しい4年間でしたが、これほどまで安全性が高く、長期に病気をコントロールできるお薬で、副作用がほぼゼロの生物薬がアトピー性皮膚炎に対して世界初めてのお薬がアメリカで認可されました。

定価価格:1年分$37,000.00USD(クーポンやリベート無しの値段で

これは本当に苦しんでいるアトピー性皮膚炎の患者様にとって大きな第一ステップです。新薬と世界初のお薬はコストがあまりにも高いので全員には使えないのがネックです。但し、特許が切れると(13年)ジェネリックの会社が低価格で開発し、値崩れが始まります。このお薬が成功すると他の製薬会社も作り始め、そこでも値崩れがあります。リジェネロンは現在独占で売る事が出来るので、コストが高くなっています。

アメリカではリベートやクーポンなどもあり、製薬会社から保険に入っていない方やカバーされない人達にディスカウントするプログラムもあります。

Dupixent My Wayと言う、保険に入っていない方達ようにコストを出来るだけ下げ、さまざまなプランも作っているようです。これらはまだ実際どのようになるかまだ誰も判りません。

我々オレゴンメディカルコーディネーターも日本の患者様へ、世界初のアトピー性皮膚炎に対する生物薬治療プランがもうすぐ出来ます。お薬の購入は今週末から可能になるようです。

ご興味のある患者様は:
info@omcllc.org
にてご連絡下さい。治療プランなどご説明いたします。


2017年3月28日火曜日

ネモリズマブ:抗IL31生物薬、アメリカでの治験成果と評価は。。。

ストレートに言うと良くありません。治験そのもののステップを簡単に説明します。

ネモリズマブはPhase2からPhase3に移る段階ですが、治験と言うのは大まかに言うと:

Phase1 - 人間への安全性、安全性、安全性、効果も見る
これをクリアすると

Phase2 - お薬の効果、プラセボ(偽薬)と本物をランダムに投与し効果を見る。この時に学会への発表などあったりし、データを見せます。経済的にも重要な事です(株価)。
これをクリアし、製薬会社の判断で

Phase3 - 治験の中でもっとも費用が高く、期間も大体一番長い。ここまで行くとなんとしてでも市場に出したい所。お薬の投与量や長期間データ収集。この辺でオープンラベルと言い、無料で製薬会社からお薬を貰う代わりに長期間安全性や効果のデータも収集する。

日本のCHUXXI製薬抗IL31生物薬、ネモリズマブはアメリカでも治験を行われています。私は医療コーディネーターとして、治験クリニックを良く知っています。治験クリニックも他のクリニックと良く情報交換します。治験コーディネーター会社の質やお薬の効果など、みんな興味深い事です。

抗IL31のPhase2治験が終了してきているので、大体良いお薬なら同じクリニックでそのままPhase3を行います(すでに製薬会社や治験コーディネーターとの関係も成り立っており、看護師もトレーニングを受けているのでスムーズ)。あまり好ましい結果がPhase2で出ておらず、治験を行っていたクリニックがPhase3を放棄する所が増えて行っています。製薬会社から好まれている治験クリニックは依頼が多いのでどの治験を行うか選べるようになります。
噂が広まり、これらのハイレベルな治験クリニックはPhase3を拒否しても他のもっと効果の良い治験を選べる事になります。Phase3から始めるクリニックは実際Phase2を行っていないので、他のクリニックからの情報なども使います。Phase2を行っていた所はすでにどのような効果があったか判るので、効果が良くないと継続しません。

新しい治験サイトや人気のない所はどんな治験でも受け入れてくれるでしょう。お薬の効果が良くても悪くても治験を行えば利益になるので、そういうクリニックもあります。やはり医者として良いお薬の治験だけを行いたいクリニックも沢山あります。

抗IL31生物薬はPhase3のデータが出ないと100%の答えは出ませんが、Phase2の結果はあまり良くないです。治験でお薬の効果が良くないと言うのは、製薬会社の世界では良くある事です(Gentechの抗IL13も喘息を大きくターゲットしていたが、あまり良くない成果が出ている)。プロトピックが日本でもアトピーの救世主のように言われていた通り、もし治験データが良くないと新しくお薬を開発し直す方が無理やり市場に出すよりも合理的だと思います。

Phase2を行っていたクリニックはPhase3放棄をするのは良くない事です。

リジェネロンのドゥプリマブ抗IL4+IL13はやはり各段に好ましい治験データの結果と医師会からの注目と期待されています。3月29日が公認日予定されているので、とても楽しみに待っています。


2017年3月24日金曜日

アトピー性皮膚炎、2017年4月8日・アメリカ治療ワークショップ

アトピーアソシエイション・ジャパンの明石郁夫氏が春のワークショップを開催致します。

会場:茅ヶ崎勤労市民会館 B会議室 http://www.chigasaki-kinro.jp
■参加費:おひとり 8,640円            :お連れのご家族 4,320円(半額)

サインアップはこちら:
http://a-association.com/538

グループでアトピー性皮膚炎の治療法やアメリカの最新医療情報に対する交流会です。私もアメリカオフィスとしてビデオSKYPEで出演する事も多いです。時間が合えばドクターマセソンもビデオSKYPEで出演して頂ける事もあります!


2017年3月18日土曜日

OHSU不妊治療専門医・ドクターリー、東京セミナー2017年

Dr. David M. Lee M.D.、人工授精・不妊治療OHSU代表専門医来日!
東京セミナー、個人面談
4月29日(土)、4月30日(日)2017年

講演会の内容は:
アメリカでの体外受精・人工授精の説明、メリット
染色体検査・遺伝子検査など(アメリカの法律では合法)
OHSU大学病院の説明
人工授精の成功率を上げるために行う治療
代理出産

個人面談は4月30日(日)に予約制度で行っております。約30分ほど個人のケースをコンサルティング致します。
これらの情報がお役に立つことを願っております。

2017年3月11日土曜日

アメリカでの人工関節手術(股関節・膝・肩など)

Multnomah Orthopedic Clinic
モルトノーマ整形外科クリニック
ポートランド・オレゴン州

ドクター グスタフ・フィッシャーM.D.
米国整形外科医アカデミー
アメリカ股関節協会
オレゴン整形外科医協会
オレゴン医師会

ベビーブーマー世代の人達はその前の世代の人と比べると裕福な時代に育っています。

株の大暴落や第一次・第二次世界戦争、伝染病など大変な時期に生きていた方は質素に育ってる人が多いです。
そのため、関節の痛みや壊死、骨粗しょう症などは年を取ると”それは当たり前で年だから仕方無い”、もしくは”もう年だからがまんする”の考えが多かったようです。

次の世代になると景気もだいぶ良くなり、黄金時代の80年代には丁度30代後半、40代でとても良い時代がありました。ここで裕福な環境に慣れる事により、”歳だからがまんしなさい”がとても嫌な世代が今60代~70代になってきています。

それによって人工関節手術のニーズがとても増えて来ています(アメリカでもニーズが上昇)。かばって歩くのも嫌で、押し車なんて絶対嫌、痛みも我慢したくない人が増え、そのために人口関節の技術や研究が大幅に進みました(ニーズ=研究に掛けるお金が増える=新しい技術が生まれる)。

寿命も長くなっている事もあり、上手に歩けなく、痛い生活を送るのがもっと長くなります。昔の人工関節では~15年ぐらいしか持たない物が主流でしたが、最新のパーツですと30年は持つと言われています。素材のクォリティ、デザイン、手術法など、すべて進化してきています。

人工股関節の場合、Superior切開と言い、腰後ろ横ぐらいに斜めに切り、筋肉を切らない事により痛みと回復が早くなります(昔は通称、泥棒方法とドクター達は言い上手な人が上手く筋肉の間をすり抜けて手術を行う裏技)。手術中に問題が無ければ23時間で退院するのが主流で、家でリハビリスペシャリストの方が来て、1週間押し車でのトレーニング、1週間杖でのトレーニング、3週目では何も補助なしで自分で歩けるトレーニングをして4週間目には飛行機を乗れるぐらいなっています(3週目で帰国する方も多いですが、年齢などにもよります)。


人工関節のパーツはStryker社の人工股関節やTornier社の人工肩関節などを使っています。これらの会社から一番新しい、最先端のパーツを保険会社が渋っても強く交渉して安いパーツを使わない方針にしています。


(Stryker アコレイドII、セラミック・セラミックカップ、ポリウレタン変動式、セメント剤無し、自然骨浸透治癒タイプ)


       


(Tornier シンプリシティ、超小型根っこにより骨を最小限に削る。~60歳未満対象)

Multnomah Orthopedic Clinic(モルトノーマ・整形外科クリニック)では、3名のスペシャリストドクターがパートナーで手術や治療を行っています。それぞれ部門があり、肩・肘・手首のスペシャリスト、股関節・膝・足首のスペシャリストと小児科スペシャリストで分かれています。全員同年代ぐらいのチームで”院長さん”的な存在がいないため、新しい技術やサービスなどがかなりモダンで充実されています。

(ドクターシプリーM.D.、ドクターメズニールM.D.、ドクターフィッシャーM.D.)

コンシェルジュサービスなどもあり、ドクター自身が滞在施設へ尋ねたり、個人の携帯電話番号も貰いいつでも連絡出来るようになっています。海外の方は不安になる気持ちが現地の人よりも高いと判断し、このサービスは外国人のみにあるプログラムです。

もっと歳をとって、長い間我慢してから手術を行う必要はありません。15年しか持たないパーツですと50代や60代で行うと又手術が大変になる可能性があり、30年持つ最新のパーツで手術を1回で終わらせる方が負担が少なく、合理的だと思っています。

これらの理由で日本のプロスポーツ選手やセレブなどがなぜ昔からアメリカで人工関節手術を行っていたかと言う事が判ります。手術後のケアやリハビリ、”がまんしなくていいですよ”と言う姿勢がカルチャーの違いで大切にケアされている、と患者様が感じるようです。






2017年2月23日木曜日

世界初、アトピー新薬ドゥプリマブ、アメリカ治療

ドクターマセソンのクリニックで世界初の最新アトピー生物薬、ドゥプリマブ治療プログラムが4月以降に開始致します!

リジェネロンとソノフィー製薬会社が長年研究していたお薬がやっと市場発売されます。生物薬は長期に使用するためにデザインされており、安全性と効果は治験データではとても期待されています。Break Through(画期的)なお薬として薬事法が認め、通常よりも早く市場に出せる公認を受けています。アトピー性皮膚炎専用の生物薬でこれほど安全性と効果が高いのは世界で初めてです。

下記が治療プログラムの内容になります:
1.日本で治験を終了した方で、現在もドゥプリマブを使用している患者様:

2週間渡米プログラム、ドゥプリマブを開始し量を上げ、日本にお薬を持って帰り継続する。こちらで問題が無いように、後効果も少し見てから約6ヶ月分のお薬を持って帰国する。

2.すでに渡米治療された方でドゥプリマブを始めたい患者様:

3週間渡米プログラム、スキンケアや感染予防の再教育、ドゥプリマブを開始し量を上げ、日本にお薬を持って帰り継続する。こちらで問題が無いように、治療効果も少し見てから約6ヶ月分のお薬を持って帰国する。

3.初めて渡米される患者様:

4週間渡米プログラム、ドクターマセソンの治療、教育、アレルギー治療を始めドゥプリマブを追加。但し、ドゥプリマブが必要とする患者様は5%未満になると思うので、コストが高いため、欲しい方は処方出来るが全員には必要ありません。渡米治療中にオプションとして検討出来ます。

もしドゥプリマブ最新治療にご興味のある方は:
info@omcllc.org
にてご連絡お願いします。仮予約を受け付けております。お薬公認は3月29日以降となっておりますので4月、5月、6月チームの参加が可能です。




2017年2月21日火曜日

アトピー用新薬・ドゥプリマブ、アメリカ承認間近

リジェネロン・ソノフィー製薬会社が長年開発していたアトピー性皮膚炎用生物薬、ドゥプリマブのアメリカ公認が近づいて来ました。FDA(アメリカ薬事法)の公認は3月29日2017年の見込みで変更は今の所ありません。生物薬の製造はすでに行われているので公認後に発売を予定されていますが、本当にいつ市場に出回るのはまだ誰にも判りません。

IL4と13をターゲットする生物薬であり、アトピー性皮膚炎に対するお薬は世界で初めてです。因子の段階で治療するお薬であり、これと正しいスキンケアや感染予防を行うと世界で一番最先端の治療になります。

日本での公認は遅れていますが、治験は行っており、興味はあるようです。治験が成功したお薬でもコストの問題などで公認されない物もあります。

生物薬はとても安全性が高く、アトピーの因子IL4と13だけをターゲットするお薬なので副作用がほぼ無く、長期の安全性が高い、効果の良いお薬です。当然このお薬を打つだけでは重度のアトピー性皮膚炎はコントロール出来ませんが、とても期待できる武器です。

アトピーは表面的に見る方が多いですが、病気の根源とする因子を止める事によって症状を抑える事が出来ます。この根本で止めるアプローチと、皮膚のスキンケア・アレルギー対処・感染予防・トリガー削除などにより”外”からと”中”から両方治療して病気をコントロールします。

唯一のデメリットがコストであり、他の生物薬(抗体クローン)の値段と比較すると、大体1年間で$20,000.00ぐらい掛かる見込みです。投与量などによって値段も変動するので100%まだ判りません。

家で自分で注射をするお薬なので、エピペンのようにペンの形になっている物も開発中のようです。これですと量を測って打たなく良いためです。

4月からドゥプリマブ専用治療プログラムを開始致します。これは渡米された方、新規の方や日本でオープンラベルを終了して継続したい方達になります。ドゥプリマブが必要なく、ドクターマセソンの治療だけでアトピーをコントロールできる方が大半なので、特殊な患者ベース専用になると想定されています。

新しい情報を入手出来次第、更新していきます。とても興味深いです。

2017年2月16日木曜日

渡米アトピー治療・ワークショップ、治療の説明会

OMCのアライアンス、アトピーアソシエイションジャパンがアメリカ治療に関するワークショップを開催致します。



■日 時 2017年 3月5日(日)9時30分~12時

■会 場 茅ヶ崎勤労市民会館 B会議室 http://www.chigasaki-kinro.jp
■内容
1、日本のアトピー患者と家族の状況
2、ドクターマセソン最新アトピー治療概要
3、日本とアメリカのアレルギー免疫療法違い、ステロイドの違い
4、アメリカ治療プログラムの概要説明 メリットとリスク
サインアップは:
http://a-association.com/522

渡米治療に関する疑問点や不安など、ここですべてお話出来る場所です。個人的な診察は出来ませんが、以前渡米された患者様なども参加する時もあり、ポートランドでの滞在や治療経過などお聞きできる貴重なお時間だと思います。

私もSKYPEで参加したいと思うので、アメリカオフィスにお聞きしたい事などあればここで質問出来ます。少人数でのワークショップなので、お早目にご予約するのお勧めします。

皆様と少しでもお話出来る事を楽しみにしております。

2017年2月3日金曜日

人工授精セミナー・OHSU代表不妊治療専門医・ドクターリー

4月29日(土)、4月30日(日)に東京で人工授精セミナーを全米トップの成功率を誇るOHSU(オレゴンヘルスサイエンスユニバーシティ)不妊治療専門医、ドクターリーが来日する事に決まりました。

ドクターデビッド・リー
イェール大学・アイビーリーグ・博士M.D. 1993年卒業
ハバード医学部・産科・婦人科 1997年レジデンス
ユニバーシティ・オブ・ワシントン 生殖内分泌学 2000年研究員奨学金
米国婦人科・産科医学会認定医
米国生殖内分泌学と不妊科医学会認定医



セミナーはアメリカでの人工授精、最新の技法や遺伝子検査などのトピックスをメインとして行います。プライベートな部分も多いと思うので、4月30日はドクターリーとの個人面談・コンサルティングを行います。これはすべて予約制度となっております。
ドクターリーは過去にも世界的な学会などで何万人もの医療関係者の前でスピーチを行ったり、世界で初めて子宮・卵巣凍結移植手術法なども行って来たドクターです(子宮・卵巣を取り除き、凍結し、その間に抗ガン治療を行って癌を治し、治療後に凍結した子宮・卵巣を解凍してから移植する技法で、その方は無事妊娠出来ました)。

過去にも人工授精IVF(体外受精)のプログラムはOMCで行っていましたが、東京でセミナーを行うのは初めてです。あらゆるケースで不妊で困っている方達へ新たな希望として講演会を行います。セレブや医療関係者の方達が渡米して人工授精を良く行っている事はゴシップ雑誌などでも載っていると思いますが、一般の方達もだいぶ増えて来ています。

体外受精や遺伝子検査など、OHSUは研究施設でもあり、国からの援助資金やナイキの社長、フィル・ナイトからの莫大な寄付などがあり、全米TOP3に入る病院です。





受精卵の遺伝子検査が特徴で、あらゆる病気をラボで検査し、病気や染色体が正常な受精卵のみを移植し、性別の産み分けも出来るメリットがあり、時間を掛けて最新の医療法で成功率を上げます。失敗を何回も繰り返しする方法ではなく、気合を入れて一発で成功させる方針をOHSUは取っています。ふつうの人工授精と比べると検査の回数や診察が多いかも知れませんが、これも成功率を上げる事に繋がります。

OHSUからの莫大な予算で施設から研究者、技師、ドクターもトップの人達を雇う力があります。その理由で、他のクリニックから”難しいケース”などを受け持つ専門となっています。すべて科学的なアプローチで、患者様がご自由に方針を決める事が出来るので保守的ではありません(産み分けや遺伝子検査など)。ドナー探しから受精卵の保管、すべてに対してアドバイスを受けるカウンセラーもおり、色々と勉強にもなります。

あらゆるシナリオに応じていますので、いつでもご相談してください。
info@omcllc.org