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2021年1月29日金曜日

リモートアトピー治療 ”アレルギーコンプリート”キャンペーン!!

 ドクターマセソンのリモートアトピー治療、期限限定キャンペーン


対象:

新規患者様、3月チーム 2021年にサインアップする方のみ


3月チーム治療スケジュール:

3月13日・14日 初診 (診察時間40分)

7:45AM

8:30AM

9:15AM


3月23日・24日 再診

4月3日・4日 再診

4月10日・11日 再診


キャンペーン内容:

3月は日本でも花粉が多くなる時期であり、アトピー性皮膚炎を患っている方達には厳しいシーズンです。空気中アレルギーのトリガーは避けれないのがネックであり、顔・首に症状が良く出ます。

ドクターマセソンが個人的に選んだアレルギー対策グッズや治療に使える商品が通常のケア用品セットとプラスに付きます!


”アレルギー・コンプリート”のセットには下記が入っています:

アメリカ製防ダニマットレスカバー(ジッパー式)・防ダニ枕カバー

抗ヒスタミン剤3ヶ月分

ノルウェー式無香料ハンドクリーム(べたつかない、水に強いタイプ、日本では入手困難になってしまった)

アメリカ製歯のホワイトニング歯磨き粉(皮膚が綺麗になると他の部分が気になる方が多い)

スキンケア用・フェイスタオル(息が出来るように鼻の所に穴が開いている)

乾燥機か空気清浄機購入のための2万円クレジット証拠として領収書必要

そしてドクターマセソンとOMCからの秘密のプレゼント


上記は遠隔治療が始まる前のケア用品とは別にお届き致します。


リモート治療の場合、アレルギー治療が出来ないため、準備万全にしておく事が重要です。どれも予防用としての対処のため、アレルギーを治療する場合はコロナ終息・ワクチンを打ってから渡米し、ドクターベイカーの下でアレルギースクラッチ検査とラッシュイミュノセラピーを行うオプションもあります。


ドクターマセソンのアトピーリモート治療もニーズがあると判ったので、これからもより良いプログラムに構成していきたいと思います。皆様のサポート感謝しております!

治療の事に関してのご質問やコミュニケーションは:

koheitakazawa@omcllc.org

ライン:Koheipdx

Twitter:Koheipdx


これからも何卒宜しくお願い申し上げます。






2020年8月1日土曜日

ドクターマセソン遠隔アトピー治療スケジュール、9月2020年



こんにちは、ドクターマセソン遠隔アトピー治療の9月チーム用のスケジュールが決まりました:

初診日:
9月5日と6日2020年
8:00AM ~ 11:00AMまでの40分毎の診察となります。

再診日:
9月16日・17日2020年
8:00AM ~ 11:00AMまでの40分毎の診察となります。

9月26日・27日2020年
8:00AM ~ 11:00AM

10月3日・4日2020年
8:00AM ~ 11:00AM

遠隔診察4回、来日での診察1回となっております。

治療費・プログラム等には変更はありませんが、よりスムーズになってきております。
我々のチームとドクターマセソンとそちらのアトピー治療に共に参加させて頂き光栄に思います。
ご質問・ご検討されている方はこちらのフォームにて宜しくお願いします:
👇


では、皆様のご健康と治療の成功を心から願っております。

高澤晃平

2020年7月13日月曜日

ドクターマセソン米国最新アトピー治療セミナーの動画UPしました!!

6月2020年に行ったZOOMウェビナーの動画をYOUTUBEにUPする事が出来ました!



参加できなかった方達や途中で時間切れになった人も、いつでも見れますがあまりにも長ったので編集・カットはされております。

内容は:
OMC会社概要
治療を終えた患者様達の体験談
ドクターマセソンのアトピー新薬研究成果データ
アトピーの根本的な治療法・疾患の説明
子供のスキンケア
脱保湿に対する医療機関からの視点
日本のドクターとアメリカのドクターとの対談
創立者奈美子クリッツロウからの言葉
日本アトピー患者代表のかなちんさんからみんなへの言葉

有益な情報である事を願っております。治療に関するご質問やコメントフォームは:
https://kanachin-atopi.com/contact/
上記のリンクにあるフォームを記入して頂ければ我々がご返答致します。

残念ながら7月チームの治療は受け付け終了となりましたが、次の治療グループの日程が決まり次第、告知致します!

高澤晃平


2020年5月21日木曜日

ZOOMでのドクターマセソン講演会!6月13日8:00AM~12:00PM

最新アトピー治療セミナー、ドクターマセソン米国皮膚科スペシャリスト認定医


正式ドクターマセソンZOOMセミナーご招待リンクです:
https://us02web.zoom.us/webinar/register/5015900397566/WN_bOKqR8J1QbWHurgLG3NhQg

日程:6月13日(土) 8:00AM~12:00PM

費用:0円 (参加者には治療費に使える3万円の金券が貰えます)

場所:Zoom ウェビナー会場 

人数:100人まで

主催者:
高澤晃平 ー 医療顧問専門家・通訳・オレゴンメディカルコーディネーターLLC 代表取締役
ドクターロバート T. マセソン M.D. ー オレゴンメディカルリサーチセンター 主任・元OHSUプロフェッサー
今井香奈 ー 日本患者代表・治療後サポート

ゲスト:
ドクター白沢 ー メルク製薬株式会社 V.P. 副社長執行役員 呼吸器科専門医
渡米アトピー治療後の患者・経験者
奈美子クリッツロウ ー 米国アトピープログラム創設者・看護アシスタント(est. 1992年)



セミナー内容:
8:00AM~ 始めのご挨拶・主催者自己紹介・会社概要
8:30AM~ ゲスト:渡米治療後の体験談・治療経験者からの言葉
9:00AM~ ドクターマセソン アトピー性皮膚炎の説明・治療法・最新医療情報
9:45AM~ ドクターマセソンへのQ&A講座
10:00AM~ ゲスト:ドクター白沢、日本 VS アメリカ医療 対談
10:45AM~ ゲスト:奈美子クリッツロウ、過去30年に渡って見てきた日本アトピー患者の経過・お話
11:15AM~ 雑談・参加者からのディスカッションなど
11:45AM~ お別れの言葉
12:30PM~ 雑談・ウェビナー会場 閉め


なお、セミナーのご参加には登録・会場のパスワードが必要となります。ご質問やお問い合わせは:koheitakazawa@omcllc.org か 
ライン:Koheipdx 
SKYPE:koheitakazawa
Twitter:@KoheiPdx
にて宜しくお願いします。

上記の内容が変更する事もありますので、その都度更新致します。

(ZOOMウェビナーは参加者のビデオ・マイクなどはOFFになっておりますのでプライバシーはお守りになります。匿名で参加も可能でアプリをダウンロードする必要もございません。雑談やディスカッションでマイクやビデオでご参加をご希望する場合はアプリが必要になる可能性があります。ご了承下さい)







2020年1月13日月曜日

アトピー治療経過報告1月2020年

日本でデュピクセントを使用している方の患者様は初めてで、現在渡米治療の後半となっております。
2月2019年からデュピクセントを投与しだし、今年の秋まで試したようですが中々すっきりせず、得に顔・体・腕がデュピでも安定しなかったようです。

その理由は他のケアや感染治療、そしてアレルギーが一番のトリガーになっており、それらの対処が出来ていませんでした。アメリカでスクラッチアレルギー検査を行った結果、100点満点ですべてに反応し、その上腕の腫れがすごかったです。私も何百人とスクラッチ検査を見てきましたが、これはさすがにすごいと思いました。ドクターも同感です。

デュピクセントは確かに安全性と効果がとても良く、アトピーの人口全員に打てたら良いぐらい考えていますが、貫いて炎症が出てくるケースは最近はよく聞きます。

日本の医療関係者たちにデュピクセントの効力やデータなど、ソノフィーの代表医としてプレゼンテーションを行ったドクターマセソンのパートナー、ドクターブラウベルトからの資料でも同じ事を説明されております。簡単に言うと、デュピは体内から効果がありますが(免疫のコントロール)、外部からの刺激もコントロールしないと、効果が発揮しない。

アトピーは遺伝性の疾患なので、不正常な皮膚バリアと免疫疾患で成り立っています。デュピは白い矢印で免疫疾患の方に効きます。この図を見ると免疫疾患以外の部分が沢山あります。環境や不正常な皮膚バリア、アレルギーやスキンケア、感染や教育。

壊れたレコードのように同じ事ばかり私も言っているかも知れませんが、アトピーの治療は1+1+1+1+1+1+1+1+1+1… =100 であり、あらゆる要素を対処する事により治療成功に繋がります。それには正しい治療の教育と最新で安全なお薬を道具として使えば、治療成功の確率が大幅に上がると信じています。

2019年11月13日水曜日

アトピー性皮膚炎に対する新薬レース

アトピーの新薬治験が色々と同時進行で進んでいます。製薬会社によって方針が違いますが、大まかに分けると:
飲み薬系 ピル・口径剤 JAK1阻害剤
生物薬系 注射投与 IL13、IL4、IL31R 阻害剤

現時点でのアトピー性皮膚炎に対する効力を順番にすると:
ピル・抗経済系
一位 ウパダシチニブ JAK1阻害剤 Abbvie社
二位 アブロシチニブ JAK1阻害剤 Pfizer社
三位 バリシニチニブ JAK1阻害剤 Lilly社

生物薬系
一位 レブリキズマブ、IL13阻害剤 Dermira社
二位 デュピルマブ(デュピクセント)、IL4RとIL13阻害剤 Regeneron/Sonofi社
三位 トラロキヌマブ、IL13阻害剤 Leo社
四位 ネモリズマブ、IL31R阻害剤 Galderma社

両方を混ぜると:
一位 ウパダシチニブ JAK1阻害剤 Abbvie社
二位(同点) アブロシチニブ JAK1阻害剤 Pfizer社
ニ位(同点) レブリキズマブ、IL13阻害剤 Dermira社

三位 デュピルマブ(デュピクセント)、IL4RとIL13阻害剤 Regeneron/Sonofi社
四位 トラロキヌマブ、IL13阻害剤 Leo社
五位 バリシニチニブ JAK1阻害剤 Lilly社
六位 ネモリズマブ、IL31R阻害剤 Galderma社 

なお、この順位リストは現段階の治験成果であり、今後も研究・治験が進むにつれ順位が変わる可能性があります。

ドクターマセソンのオフィスで行っていた治験で私が横で見てきた経験上では:
2012年ーデュピルマブ治験Phase2 6名 、其の内5名が実薬に当たり、1名は偽薬。偽薬と当たった人との経過が全然違う。アレルギー症状も改善(目のかゆみ・鼻水・鼻づまり)。目の赤み・結膜炎副作用が2名。症状の改善スピードは少し遅いが、確実にどんどん綺麗になっていき、皮膚の触った感じが全然違う(もっと厚く、”普通の皮膚”のような触り心地)。このままオープンラベルに全員参加(無料でお薬を貰える期間、~2から3年ほど)。

2018年ーダーミラ社のレブリキズマブ治験Phase2 1名 、実薬に当たり、とても困難だった患者の状態が安定する。デュピのように時間は少し掛かるが確実に安定していく。その後日本帰国後、数か月のギャップが空くがデュピをスタート。楽にはなるが、レブリキズマブの方が良かったと感想を聞く。

2018年ーファイザー社のJAK1治験Phase2 1名 、実薬に当たり、とても酷い状態から早く大幅に改善。ただし、頭痛や吐き気の副作用があり、お薬に慣れるまでは投与タイミングに工夫をしたり、問題はあったが調節で克服。私も何百人の重症アトピー患者を見てきたが、このJAK1の効力とスピードには驚きました。副作用は好ましくないが、投与タイミングや食べ物と内服したりし、なんとかなるようです。患者は小作りをする可能性があり、オープンラベル破棄し、数か月はキープしていたがやはり炎症が少しずつ戻り、現在はアレルギー治療を再開する。

全体的な感想:
どの新薬もスキンケア・感染対処と予防・トリガー駆除・生活環境を整える事が必要なので、魔法の特効薬ではないと感じました。確かに疾患のベースラインを下げる事により、上記のケアが楽にはなり、滑り止めとして多少上記が怠っていても患者によっては炎症を出さずにキープする事は可能だが、デュピとAbbvieのJAK1を使っている方で炎症が貫いて出てきた方達もいます。
ソノフィーが気になっていた日本でのデュピに対する不満や治療成功例、EASIなどの数値がデュピ認可されている国で一番低かったので、患者への教育と感染対処などが行われていないケースが通常りも多いのと人気のある東洋治療法と民間療法などでかなり混乱されているケースも多いのが原因になっている可能性があります。

やはり一番の問題が金銭的なもので、日本の国民保険システムを利用して月~5万円だと聞きます。他の申請などするとそこからさらにコストを下げていく事も可能のようです。
ネックが皮膚科に通う事になり、自宅投与を認めるところはクリニックによってポリシーが違うようです。日本の皮膚科へ長い間行っていない方(民間療法マーチー皮膚科への信頼を失いさまざまな民間療法・漢方を試す)は標準治療をある程度行ってらデュピを処方されるケースが多いようです。我々の患者の場合、ドクターマセソンの治療から帰国後の経過観察などでレポートを作成し、日本でデュピをもらっています。

お薬が認可され、その後12~13年後ぐらいにジェネリックが出来るので、コストが下がれば、更に多くの患者が助かると思います。

今できる事は適切なケアと治療と遭遇し、それで治ればOKですし、それでも後もう少し安定が必要な方にとってデュピという武器があります。我々の患者でデュピが必要になっている方は3%ぐらいです。