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2017年9月6日水曜日

9月2017年、ドクターリーOHSU体外受精、治療経過

シングルマザーの患者様が体外受精で無事妊娠しました。
女の子指定で、受精卵の遺伝子検査も行い、1回の移植で成功に繋がりました。

体外受精前の疾患・病状:
子宮に大型ポリープが数個
卵管が詰まっており、体液が子宮へ流れる事により受精卵が生存しないリスク
甲状腺ホルモン上昇
パートナーがいないため、ドナー精子が必要

まず採卵し、その後上記の治療を行って、母体の準備をして移植に繋がりました。

採卵の時には卵子が18個ほど取れ、その内受精卵(5日間成長を待つ事により胚盤胞になる)まで育ったのが10個、遺伝子検査で染色体異常が見つかったのは一つで、合計9個の受精卵が出来ました。
子供は3人欲しいようなので、十分な数の健康な受精卵が凍結されています。


なぜ、このような結果になるかと言うとアメリカの法律の柔軟性とOHSUラボ、ドクターのクオリティ、とても慎重な治療によってすべて成功率に繋がります。

日本との違いは:
ドナー卵子・精子のオプションがある事。成功率UP
受精卵の遺伝子検査が行える事(ここで産み分けが出来る)。健康な子供を産むのと成功率UP
ホルモン治療投与の個別化(ここがドクターの腕)。成功率UP
受精卵移植前に母体の準備をするための治療(子宮の壁を厚くしたり、妊娠中も流産しないようにお薬を12週間継続する)。流産のリスクDown
ラボのクオリティによって受精卵を5日間まで育てる技術があるかないか分かれる。着床率・成功率UP
冷凍・解凍の技術も大幅に違い、受精卵の生存力に違いがある。着床率UP・成功率UP

全米TOPのドクターと施設によって、すべて成功率と健康なお子様を産む事に繋がっています。
確かにとても慎重な治療なので検査も多く、指示を沢山あるので正直大変な部分もありますが(自分で注射を打ったり)、希望を無くさず、的確な治療を探すと必ず希望はあります!



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