OMC

2020年7月24日金曜日

患者様へ、母からのメッセージ7月23日2020年


皆様、

コロナで自粛生活、ストレスもたまりますね。でも、ドクターからは、もし感染したら、症状が軽くても肺にかなりのダメージがあり、もしかしたら、生涯において肺に何らかの後遺症が残る可能性があると言われています。

どうか、気を付けて生活してください。

今回、注射の発送の時、ドクターにもチェックして頂いた夏物マスクを入れて置きます。(ささやかなプレゼントですが)ゴムアレルギーがある方は、私の方へ(info@omcllc.org)ご連絡頂ければ、ラテックスフリーのものを使ってお送ります。
マスクは、100%コットンで、肌に触れる部分は、チーズを作る時に使う無漂白、オーガニックのガーゼを使っています。

マスクは、必ず1度手洗いで洗ってからお使いください。乾燥機で乾かすと、ゴムの部分が痛みますので、良く絞ってアイロンをかけてもらうと、早く乾きます。少しでも夏に息苦しくならないように、皮膚の炎症が起きにくくなるようにと思い作りました。使ってみてください。マスクは、1度でも使うと、必ず洗濯してください。

高沢 奈美子

2020年7月13日月曜日

ドクターマセソン米国最新アトピー治療セミナーの動画UPしました!!

6月2020年に行ったZOOMウェビナーの動画をYOUTUBEにUPする事が出来ました!



参加できなかった方達や途中で時間切れになった人も、いつでも見れますがあまりにも長ったので編集・カットはされております。

内容は:
OMC会社概要
治療を終えた患者様達の体験談
ドクターマセソンのアトピー新薬研究成果データ
アトピーの根本的な治療法・疾患の説明
子供のスキンケア
脱保湿に対する医療機関からの視点
日本のドクターとアメリカのドクターとの対談
創立者奈美子クリッツロウからの言葉
日本アトピー患者代表のかなちんさんからみんなへの言葉

有益な情報である事を願っております。治療に関するご質問やコメントフォームは:
https://kanachin-atopi.com/contact/
上記のリンクにあるフォームを記入して頂ければ我々がご返答致します。

残念ながら7月チームの治療は受け付け終了となりましたが、次の治療グループの日程が決まり次第、告知致します!

高澤晃平


2020年7月7日火曜日

アトピーの悪化で自殺告知

最近ツィッターを始めて色々と情報を出しています:
@koheipdx

日本のアトピー事情などリサーチするために目を通していますが、悲しくなるような投稿が多いです。2チャンネルの新しいプラットフォームの用な感じで結局は足の引っ張り合いや愚痴、そしてあらゆる食事療法と脱ステなど、混乱しまくっています。

昨日、何気もなくツィッターを見てたら自殺告知のツィートがありました。たまに、”辛すぎるからもう死んだ方が楽なのに”レベルのツイートは見かけますが、今回のは現実味のある言い方で”明日死んでしまおうと思います”と数時間後に”皆の言葉感謝しております、行ってきます”と言う投稿にものすごい数の励ましのメッセージが書かれていました。

症状の写真が出ていたので、私も14年ぐらいアトピーの人たちを見て来ているので、大体は解ります。ドロドロの感染状態でした。このタイプは治療法はストレートで抗生物質で叩いて、炎症をデルタゾンで抑えながらスキンケアでサポートするので回復が結構早いです。

これを見て私はこの方のツイートに書き込んだら、返事が戻って来たのでそこから色々とメールやラインでお話しました。自殺は一応辞めたようですが、お金が無いのとお薬は絶対に使わなくないけど助けてくれと連絡があったので、私も出来るだけ治療の内容やスキンケアの事など早くお話しましたが、ドクターマセソンの治療とか全然知らないと未知の世界だったと思います。お薬無しでお金も無しでなんとかできないか、という依頼だったので、私もドクターと相談し、原価だけの費用でお話しても、お金が払えないとの答えでした。
日本の皮膚科医に行く事になり、もし酷い診察・治療になる場合は連絡をくださいとサポートはしました。今日連絡があり、皮膚科で診て貰った結果”感染ではない”との診察だけで、入院も無し、塗薬渡されて終わり。これでは死ぬのも無理ないと思いました。せめて新米の皮膚科でも菌の感受性検査などは?そのほか原因を突き止める治療アプローチとかは?何も無しでかえって来たようです。
ここから、私も、ドクターが緊急で診ても良いと了解を得ているので、今のドロドロだけでも楽にしては?と意見を言っても、”お薬は絶対に使いたくないです。自然治癒で治したいです”との返事だったので、それで会話は終わりました。

精神的に追い詰められていて、もう死ぬまで行っても、お薬は使いたくないとの結果で、これは日本の医師がきちんとお薬の使い方とか説明していないから、誤った使い方を起こして、”ステロイド恐怖症”とかになっている患者を山ほど作っていると思います。問診票とかを読んでて、酷いなとは思っていましたが、ここまでえぐいとは予想していなかったです。患者に死ねと言うてるのと変わらんと思います。たぶんあれぐらい感染していると部屋入った瞬間に匂いだけでもわかると思います。話にならん。

でも命はとりとめたようなので、それでも結果OKですが、この先”自然治癒”で良くならなかったから、またこのような事態になるかも知れません。

このブログを読んでて、アトピーで自殺とかもう絶対治らない病気とか思っている方がいたら、私に連絡下さい。超重症患者がメインとしている渡米治療なので、必ず希望はあります。お金の問題も、今こちらで出来るだけ払いやすいように色々と工夫しています。遠隔治療も渡米治療費、滞在費、航空費など考えると75%安いです。デュピクセントもあります。コレクチムはちょっと新入生なのでまだ判りませんが、使って見る事も出来ます。一人で悩まんと、みんなでこの複雑な病気治しましょう!

2020年7月3日金曜日

デュピクセント、コレクチム、生物薬、阻害剤、何を使えばよい?

次々と出てくるアトピー専用の新薬で混乱や不安など感じている方もいると思います。
私は数々の生物薬治験を実地している中で顧問を行ってきたので、臨床研究を観察し、経験と知識はあります。

研究の面白い所は色々な投与量や間隔、濃度など試します。これによって効果のある使い方や安全基準などとても勉強になります。

ドクターマセソンもこの経験があるので、お薬を使いこなすのが天才なみに上手です。お薬の説明書以外での使い方なども知っているので、我々もその情報からアドバイスなども出来ます。

例とすると、アサイクロビア(ヘルペス用)800mgの錠剤は説明書では1日2回(1600mg)とかの投与量が主流ですが、我々は1日4回(3200mg)とかでヘルペスを一気に消滅させます。その代わり、投与期間が短いので合計の投与量はほとんど変わらず、もっと早くヘルペスを退治出来ます。治験中は8000mgとかの量も使っていたようです。

デュピクセントも治験中は1週間に1回とか3週間に1回とか色々な間隔もあり、濃度も200mcgや400mcgなど色々とありました。
現に調子が良くなった人は、3週間に1回とか秘密で投与してたり、色々な使い方がありました。

デュピクセントIL4と13阻害剤
デュピは長期で高額なため、ドクターマセソンの治療みたいに、的確な治療と外部からの悪化要因もすべて駆除したにも関わらず炎症が中から出てくるタイプの方は良いと思います。我々の患者数で約5%ぐらいの方がデュピを使っています。安全性は抜群。

コレクチムJAK阻害外用剤
不明な部分が多い塗薬で、日本国内以外では使用されていない。ステロイドと比較すると弱~中ぐらいの効力がある。臨床研究データが日本しかないのと、マーケットシェアも日本のみなので、あまりにもデータが少なすぎるので顔や陰部など皮膚の薄い部分に塗っても安全なのかは不明。JAK系は白血球の抑制リスクはある。

JAK1阻害剤内服薬
効力は抜群の代わりに副作用が気になる。幅広い抑制効果があるので、コロナのような病気が流行っている時は要注意。同じく白血球の数値と肝臓もチェックしておいた方が良い。コストがデュピよりも安くなる可能性大。

近い将来:
レブリキズマブIL13阻害剤
これはかなり期待のデュピキラーとなる可能性を秘めています。極秘治験では月1回の投与とかも検討しているようです。デュピよりも効果が早く、安定もよさそうです。結膜炎の副作用が無いというのが大きいです。

デュピを幅広く、他の疾患に使う
アメリカではすでに6歳から使う事が可能になりましたが、他の疾患にも治験が実地されています。主に円形脱毛症と白斑、この二つにも効果がある可能性があります。

ネモリズマブIL31阻害剤
これはデータと効果がイマイチなのが治験クリニック達のうわさ。ドクターマセソンのクリニックでは治験プロトコルとデータを分析した後、拒否しました。

まだまだ魔法の特効薬はありませんが、使える武器は増えてきました。アトピーの研究がこれだけ進んできているのは全体的に良い動きだとは思います。