OMC

2016年4月29日金曜日

オレゴンメディカルコーディネーターLLC10周年記念キャンペーン!



お陰様で2016年6月にオレゴンメディカルコーディネーターLLCは10周年を迎える事になります。
皆さまに感謝を込めて5月1日~12月31日2016年まで新規患者様のキャンペーンを実地致します。
成田→ポートランド国際航空券をアトピー治療プログラムの方には無料となります。ご同行・付き添いの方は別途となります。締め切りが8月31日までにご予約が必要になります。
詳しくはキャンペーン広告をご拝見下さい。






渡米された患者様達にも感謝の気持ちを込めて、$50ギフト券を配ります。これは1回で使い切りなので、お薬のご注文や発注の際にクーポンも添付して下さい。
日本での発送料(着払い)とドクターマセソンの診察費・リチェック・国内発送(着払い)には使う事が出来ません。おつりや現金化する事は出来ません。
詳しくはギフト券裏をご拝見下さい。

キャンペーン、ギフト券に関してご質問等御座いましたらご遠慮なくご連絡下さい。

夏の治療スケジュールは:治療スケジュール、5月、6月、8月、9月2016年

皆さまのサポートのお陰でここまでやってこれました。心から感謝しております。

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2016年4月28日木曜日

レミーの成長日記 1


祝福のお言葉や心のこもったお祝いをアメリカまで発送して頂き、身に余る光栄です。本当に有難う御座いました。私も純日本語が上手では無いので、お礼のお言葉も失礼に聞こえるかも知れませんが、心から感謝しております。

英語で言うと:

I am honored and privileged to be part of your lives, as a friend and as a support for your medical needs.  In times like this,  I truly feel grateful to have met everyone through this program, and fortunate to be surrounded by great individuals.  Thank you.

今日でレミーが産まれてから3週目になりました。病院から帰って来て3日目に6時間泣き止まないハプニングがありました。原因はリンジーの母乳がまだ出ておらず、母乳をお乳からあげる場合、どれぐらい赤ん坊が飲んだか解らないのでずっとお腹が空いていたようです。ここでフォーミュラを追加しました(粉ミルク)。



アメリカの連邦薬事法はフォーミュラの規制も厳しく、最低限の栄養素やビタミンなどが守られています。その結果クオリティの高い粉ミルクが購入出来ます。ポンプで母乳を出し、出来るだけ母乳を飲ましていますが、足りない部分はフォーミュラを追加します。

今は一回の授乳で60cc~90cc飲むようになりました。1日8回~10回ぐらい飲んでいます。成長は産まれた体重を今週の検診で超えました(6ポンド12オンスから7ポンド2オンス)。産まれた直後は6ポンド2オンスまで下がったので、先週でかなり体重を増やしました。

イースト系の真菌に感染を起こしていたので、市販の抗真菌クリームで対処し、イーストが溜まりやすい部分は乾燥気味にしておく事によって3日ほどで改善しました。

授乳中に中々乳首を上手に口で挟めないようなので、授乳・母乳スペシャリストに掛かり、物理的な問題なのか、変な癖があるのかお聞きしました。アジア系の赤ん坊の口が小さい時があるので、物理的な問題ではあるのですが、病気ではないようです。小さめの乳首サイズのボトルを使っています。

夜はやはり辛いです。ワイフは仕事から6週間の休みが取れたので、ずっとケアーしていますが、2~3時間置きに授乳・ポンプ・おむつ変えがあるのできついです。疲れは蓄積されていくので寝れる時は昼でも朝でも寝るように指示されています。ポンプで母乳を取る事によって体重が減っていっているようなので、うれしいようです。

発育に関してはまだあまり周りの世界を認識していないようで、目をもっとぱっちり開けるようになりましたが、まだペットの感覚が強いです。夜・昼もあまり解らないので夜の睡眠時間を延ばすために必ず寝る前にお風呂に入れ、”寝る時間ですよ”と習慣をつけるアドバイスを受けました。

まだまだ子育てと言うよりも、”生かす事”がメインの仕事のようです。先週に写真撮影会があったのでここに載せます。アメリカではよくカメラマンを雇って写真撮影をします。










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2016年4月25日月曜日

4月2016年アメリカアトピー治療チームスタート!

4月チームの患者Aさんは日本の胃腸系内科医です。全身に重度のアトピーを患っており、お仕事も大変なようです。渡米前の治療法は脱保湿・ステロイドを一切使わず、サプリメントと抗ヒスタミン剤ぐらいしか使っていなかったようです。その結果滞在中にリバウンドコントロールをしなくて良いのですが、この”放置”状態を長期継続していると皮膚が紅皮症状態になり、これはあらゆる皮膚病が行き着くゴールのようなものです。乾癬・PRP・アトピー、さまざまな皮膚病がありますが、最終的に行き着く所が紅皮症(Erythroderma)の状態でまさしく火傷のレベルです。体温が調節出来なくなり、皮膚の質が葉巻の紙、もしくわ、しわになった和紙のような感じになります。これはごわごわ、分厚くなった皮膚の次のレベルです。

患者Bさんは公務員での事務職の方です。この治療プログラムに参加すると決めた後に自己判断でステロイド軟膏を*ゆっくりと止めていき、リバウンドを最小限に抑えれたようです。低温度のお風呂やスキンケアを自分でできる範囲で始め、その結果少し楽になり、こちらでスキンケアを行うのも上達が早い見込みです。ほぼ全身に症状が出ており、睡眠パターンも乱れており、一番心打たれたコメントが:”子供の頃、七夕のお札にアトピーが治る事、と書いた記憶がある”とおっしゃっておりました。

(*注意 - OMC、ドクターマセソン、AAJの治療プログラム、スキンケアやお薬は渡米中に行う事であり、自己判断で治療する場合、我々は一切責任を持ちません。長期間ステロイド使用されている方が急にお薬を止めるとリバウンド症状を起こす方がほとんどなので、主治医の指示に従い、相談して下さい)

かなり重症の方達ですが、理解力が強く、治りたいと言う意思が強いので良い結果になる見込みです。患者Bさんはアメリカが初めてなので、ポートランド生活を少し楽しんで、カルチャーの勉強にもなればと思っています。渡米治療で初めてアメリカに来る方も結構いますが、やはりアメリカ治療と言うだけあって、なんらかアメリカとコネクションを持っている方はアメリカの実態をもう少し理解しているので決断力が早いです。

アメリカだから良いと言う訳ではなく、どこの国でも良い治療とドクターがいれば、ヨーロッパでもアジアでも、どこでも良いのです。先進国の方が安全基準や滞在中の安心感などはあると思いますが、最終的に患者様が求めているのは病気を治し、長期間健康な状態を維持する事であれば何でも良いと思います。治療効果と実績があるプログラムだけ、我々は紹介しています。少し旅行気分でリラックスし、治療に専念できる場所で他に同じ病気を持っている人たちと語り合い、正しい知識と安全なお薬を使って、自分で病気をコントロールしていく事が最終的なゴールです。

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2016年4月18日月曜日

歯科治療とアトピー

とても珍しく、困難なケースが最近にありました。アトピー性皮膚炎を患っている方で様々な免疫疾患や女性ホルモンに敏感であったり、難しいケースの患者様です。とてもケアーが上手な方で、長く病気とバトルして来た方なのでとても慎重にトリガーや体に気を付けています。理解力も強いので、これもとても重要なポイントとなります。


(ドクタージョディー・ドットソン)

数年前に日本での歯科治療で悪化し、その後アメリカのSmiles Northwestのドクタードットソンに掛かり、安全な素材やセメント材を探し再治療しました。歯の素材やセメント材、接着剤などかなり色々な種類があるのですが、アトピーを患っているという事で安全だと言われている素材などを使う事にしました。

ジルコニアを使った詰め物とクラウン、ブリッジなどを使って、セメント材はグラスアイオノマーと言い、固まるとガラスに近い成分になります。接着剤やセメント材は固まる時に分子が”カップル”を作り出し、がちっとレゴのようにくっつきます。理論上では、この状態から”溶けだしたり”する事は無いはずです。日本で行った治療をすべて取り除き、これらの安全と思われる素材にすべて変えました。

帰国後、数か月の内に違和感を感じだし、アトピーも少しずつ悪化していきました。日本での歯科治療を行った悪化とはまた違うので、トリガーを特定させるのに難しいです(歯科から悪化なのであれば、同じような悪化の経路をたどるはずではないか?)。素材自体も陶器やガラスにアレルギー反応はほぼ無いはずだと、ドクタードットソンとドクターマセソンも言っていました。

患者本人は部分的にもトリガーの感覚が違うと言い、口の中に入っている素材はすべて同じなのでなぜ。。となっていました。




もう数か月経つ内に更に悪化が酷くなり、歯科治療の再渡米を覚悟しました。再渡米前にドクタードットソンも、歯からアトピーが悪化する可能性は少ない、使っている物質からアレルギー反応を起こした方、得に遅延型アレルギーは聞いた事も見たことも無いと言われました。ここで”患者の思い込み”とドクター達に思われると、治療が継続できないリスクも出てきます。

ドクター同士でかなり長いミーティングを事前に行いました。とてもユニークなケースで、お互いのドクター達も見たことのない事だったので一番重要がポイントに集中しました。

患者様の話を聞き、信用する事です(精神状態や理解力によって異なります)。

ドクターマセソンは、患者が自分の体を一番良く理解している、と言います。この方の場合はすでに正しい知識と治療をアメリカで行っていたので、ドクターマセソンも信頼していました。悪化のタイミングや患者様ご本人の感じ、以前詰め物や接着剤をすべて取り除いた後に皮膚が良くなった事など、すべて考えた上で、もう一度歯科治療を行う方針を取りました。

ドクタードットソンも、健康でとても高度な詰め物やクラウン、ブリッジも歯科的に問題が見られない物をすべて取り除く事に対してかなり躊躇していました。無理もありません。正し、ドクターマセソンの意見、患者本人からの意見なども聞き、すべて詰め物を取り除く事にし、クラウンとブリッジを残す事になりました。これも不思議な事でクラウンとブリッジの方が物質が多いにも関わらず反応が少ないようです。

ジルコニアとセメント材を取るのは結構難しい事でもあり、健康な歯も少し削る事になるので痛みや神経の根っこなどもリスクがあります。この方の場合は簡易の歯もつけれないので処置後は痛みや沁みる場合もあります。片側ずつ詰め物を取る事になり、まずは左側の詰め物を取り除きました。数日後には明らかな違いが分かり、私自身も皮膚の色が少し白くなったような感じが見られました。



1週間後に右側の詰め物を取り除き、更に皮膚の安定が見られました。すぐに帰国されたのでその後の回復が見られなかったですが、明らかに皮膚も白くなっており、気分や感じの違いも見られました。

取り除いた後にどうするかはまだ方針が出来ていないですが、色々なセメント材を試すしかありません。このケースはお互いのドクター達が初めて遭遇したものですが、ドクター同士の感性や理解、新しい方針などをチャレンジする気持ちから治療が成功しました。

感性、理解、チャレンジ意識、医療にとってとても重要な事です。

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2016年4月10日日曜日

4月7日2016年、私の子供が産まれました


すでにフェイスブックでお友達の方達は知っていると思いますが、4月7日2016年、朝11:44AMに私とリンジーの一人目の子供が産まれました。

体重は6ポンド12オンス、19インチの伸長で新生児グレードは”良い”と健康の診断を受けました。


リンジーもエピドラルの痛み止めを使い、無痛で産む事が出来ました。病院は、ポートランド・オレゴン、レガシー・グッドサンマリタン病院で、ドクターロアーが産婦人科の先生でした。




名前は: レミー・カイラ・高澤 (Remy Kaira Takazawa) になりました。アメリカでは漢字を作る必要が無いので、日本向けにカイラの漢字を考える事にしました。



流れは:
4月7日夜中1:30AMに陣痛を感じる
3:30AM ‐ 陣痛が酷くなり、期間が短くなる
5:30AM ‐ 病院へ行く準備をし出発する
6:00AM ‐ マタニティルームへ入り受診する
6:55AM ‐ 点滴・痛み止め(脊髄に入れるエピドラル麻酔)・心音・血圧などすべてセット、投与完了
9:00AM ‐ 痛みをコントロールし、麻酔を調節し陣痛を測る器具で様子を見る
11:24AM - 陣痛の波を見ながら力を入れて押す
11:44AM - 最後の押しで娘が誕生しました。即座にお母さんの胸の上に新生児を置き、生の皮膚と皮膚を合わせる。これを行うことによって母体の子宮を縮める効果もあり、赤ん坊にとってもとても良いそうです。
11:47AM - 胎盤を取りました。この部分がいわゆる今人気のあるプラセンタ注射の素ですね。



その後さまざまな検査を行いますが、一番重要なのがお母さんと新生児の皮膚と皮膚を常に合わせておくことのようです。英語でスキントゥスキンと言います。昔は新生児が産まれた後は少しお母さんに見せてそのまま別の部屋に連れて行かれるケースが多かったようです。

マタニティルームで新生児と一緒に二日間生活します。看護師から色々とケアーの仕方を教わり、その間に予防接種や黄疸の処置、検査など行います。産婦人科の先生も母体のチェックをしに来ます。




実はというと私は子供がとても苦手で、他の方達からは”自分の子は違うよ”と言われてきました。他の人の新生児を持ったりするのもとても嫌でしたが、自分の子は意外と大丈夫です。感じ的には、他の人の車を借りて運転するのと、自分の車の違いのような感じがします。

子育てというよりも、始めの2年間は生かす事でニュアンス的にはペットの用な感じがします。食べさして、寝て、遊んで、おむつ交換のリピートで、まだ人生の方向や宗教、倫理などまだまだ先なのであまり子育てと言う実感が無いです。確かにこの間でもしゃべってあげて、脳を活発にさせる事は重要だとお聞きしています。

私としては、今、レミーがこのように育って欲しいと思っても、私自身も10年後、12年後には変わっていると思います。ドクターが、”親も子供と共に育つので年頃になるとあなたたちももっと成長していますよ”と言われました。

これからが大変な時期になる見込みですが、さまざまなサポートを使って頑張ります。定期的にアメリカでの小児科の診察・予防接種など更新していきます。日本との違いを見れると思います。

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