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2016年5月4日水曜日

4月アトピー治療チームの経過

2週目で時差ぼけも治り、睡眠も良く取れるようになりエネルギー充電が出来た時期になります。今までの寝不足、倦怠感やストレスも取れていき、一人の方はランニングをケアホーム施設の周りで始め、二人でダウンタウンへ数回バスに乗って遊びに行ったようです。

患者A(医師)-皮膚の経過がものすごく良いです。渡米時は肌の状態があまりにも酷く、スクラッチ検査を拒否されました。血液検査でアレルギーを測った所、ほぼゼロの反応で、日本でも同じような反応だったようです。皮膚が回復してきたので、今週にスクラッチ・皮下注射検査を行います。
スキンケアがとても上手で、ギトギト状態の保湿から程よい量に塗って下さいと指示を受け、皮膚が回復している証拠です。診察で皮膚を見た状態はすでに90%ぐらいの回復が見られ、患者本人も痒みがほぼゼロに等しい状態です。初日に打った筋肉注射の効果は2週目になると70%の効力は無くなっています。アレルギーが無い分(今週で明確になりますが)やはり服の下の炎症が顔や手の甲、首と比べて圧倒的に酷いのが解りました。検査の結果や炎症のパターンで原因が明確になってくると患者様ご本人も納得して治療を続けてくれます。この方は”クラシックパターン”の経過が見られます。これは昔のアトピー患者(20年ぐらい前)の経過で、いわゆる魔法の用に良くなると昔は噂で言われていましたが、その通りに回復していっています。リバウンドの対処も必要なかったので、経過のスピードも速く、皮膚が安定してきています。

患者B-この方も同様で、経過がものすごく良く、クラシックパターン系です。あまり困難化されず、渡米前にステロイドも自分で量を減らして行ったりして、リバウンドの対処をこちらで行う必要が無かったので皮膚が良くなる一方です。患者Aとは異なり、とてもアレルギーが多いので日本に帰国した後に仕事場と家の環境を整える事が重要になります。患者B様もとてもスキンケアが上手で、男性チームお二人ともドクターに褒められるほどスキンケアが良く出来ていました。理解力が強いチームでこちらも助かります。走るのが趣味で、結構な距離を走っているので、ドクターからも日本で行う事をアメリカでもチャレンジしなさいと言われているので滞在中は走り続けると思います。産まれてからずっとアトピーで、初めて痒みから解放される状態と皮膚の感触が明らかに違う事に対して慣れるまで時間が掛かる見込みです。ずっと皮膚を擦ったり、頭を掻いたりする癖があるので、これは他の人から指摘されるまでは中々しぶとく癖が残るものです。痒くなくても掻いている時は指摘しなくてはいけません。

明日はみんなでブラジリアングリルにランチを食べに行く予定です。アメリカに来たからにはお肉を食べたいというご要望があったので、ステーキよりもお肉食べ放題のチュラスコが良いと思いました。

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