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2020年8月13日木曜日

ZOOM無料アトピー勉強会、8月22日(土) 1:00PM

ZOOM無料アトピー勉強会




 何:渡米治療後の方や遠隔治療を終えた方達、新規の方達も混ぜての勉強会を行います。

ご参加は無料となっております。

ZOOMを使って、みんなでお話出来ればと思っています。

米日治療アプローチの違い

今日本で出来る事QOL上昇

スキンケア・トリガー駆除の復習

Q&Aなど

誰:誰でもOK!

どこ:ZOOMビデオ会議室

いつ:8月22日(土)1:00PM 日本時間

どうする?:ZOOMのご招待リンクご希望の方は、こちらまでご連絡下さい、

ライン:Koheipdx

メール:koheitakazawa@omcllc.org

ツイッター:Koheipdx




2020年8月1日土曜日

ドクターマセソン遠隔アトピー治療スケジュール、9月2020年



こんにちは、ドクターマセソン遠隔アトピー治療の9月チーム用のスケジュールが決まりました:

初診日:
9月5日と6日2020年
8:00AM ~ 11:00AMまでの40分毎の診察となります。

再診日:
9月16日・17日2020年
8:00AM ~ 11:00AMまでの40分毎の診察となります。

9月26日・27日2020年
8:00AM ~ 11:00AM

10月3日・4日2020年
8:00AM ~ 11:00AM

遠隔診察4回、来日での診察1回となっております。

治療費・プログラム等には変更はありませんが、よりスムーズになってきております。
我々のチームとドクターマセソンとそちらのアトピー治療に共に参加させて頂き光栄に思います。
ご質問・ご検討されている方はこちらのフォームにて宜しくお願いします:
👇


では、皆様のご健康と治療の成功を心から願っております。

高澤晃平

2020年3月29日日曜日

アメリカアトピー治療、ケーススタディ・ビフォアアフター

渡米治療を終えて5年目のM.K.さんのケースをご紹介したいと思います。

問診票のデータでは、生後間もなくアトピーと診断され、小学校までステロイド軟膏塗布で過ごしていたが、思春期になって顔や首、炎症が広範囲になるにつれ、ステロイド塗布のエリアも増えていき、ステロイド内服薬を処方されたが、1日5mgx3回を5日間とかなので、ほとんど効かず状態は悪化していった。

まだ20歳だったので、ドクターマセソンのアメリカアトピー治療は親に助けてもらったようです。大学・社会人になる前にアトピーを治すのがゴールだったようです。

渡米は2015年の夏、ドクターマセソンとの初診時のお写真:


黄色ブドウ球菌の感染、皮膚の乾燥、全体的な炎症、アレルギー症状、不眠などが主な症状です。

治療方針:
徹底したスキンケアの指導、コルチコステロイド筋肉注射(デクスメタゾン+トリアムシノロン)、抗生剤(口径+鼻の穴へ塗布)、ドクセペン(かゆみ止め、深いレム睡眠、軽度の抗うつ作用、麻薬性無し)、ケアホーム滞在なのでアメリカでのトリガー駆除不要。
再診は1週間後。

翌週の診察時:

痒みのレベルが大幅に減少し、スキンケアをとても上手に行っている。産まれて初めて痒みがほとんどない状態と経過の速さに驚いている。まだまだ皮膚が回復している状態なので、痒みが収まってもスキンケアを継続する。日本で住んでいる場所の環境やエアコンのフィルターなど聞かれる。あと学校・お仕事の内容など。

4週目:


ケアがとても上手になり、アトピーに対する自信がつく。帰国する前に日本の家の環境を整える事を支持されたり、必要なケア用品をアメリカで購入や日本で発注。アメリカで教わって術と道具を使って、日本での生活が始まります。アメリカでの集中治療が治療の始まりであって、これから日本で治療を継続していくのが本当の勝負です。
オンライン診察システムで遠隔でもサポートはし続けます。

5年後:
数回、遠隔治療でサポートしましたが、きちんとアレルギー注射も継続し、良いスキンケアとドクターマセソンの指示に従って、年々綺麗になっていきました。








最後に今までのアトピー経過日記のような物と、暖かいメッセージを頂きました:



ケーススタディとM.K.様の治療にご参加させて頂き、心から感謝しております。我々はあくまで患者様をサポートし、治療の成功へ導く事がゴールなので、最終的には患者様ご自身がドクターマセソンから教わるケアや道具を使ってアトピーをコントロールしていきます。

アメリカへ行くハードルを下げて、自宅から遠隔で治療を行えるシステムを活用して、この機会をチャンスだと思って本格的に治療スタートをお考えの方達へ、私はいつでもメールやビデオ面談など行っています。
新たな希望になる事を願っております。

高澤晃平

2020年1月13日月曜日

アトピー治療経過報告1月2020年

日本でデュピクセントを使用している方の患者様は初めてで、現在渡米治療の後半となっております。
2月2019年からデュピクセントを投与しだし、今年の秋まで試したようですが中々すっきりせず、得に顔・体・腕がデュピでも安定しなかったようです。

その理由は他のケアや感染治療、そしてアレルギーが一番のトリガーになっており、それらの対処が出来ていませんでした。アメリカでスクラッチアレルギー検査を行った結果、100点満点ですべてに反応し、その上腕の腫れがすごかったです。私も何百人とスクラッチ検査を見てきましたが、これはさすがにすごいと思いました。ドクターも同感です。

デュピクセントは確かに安全性と効果がとても良く、アトピーの人口全員に打てたら良いぐらい考えていますが、貫いて炎症が出てくるケースは最近はよく聞きます。

日本の医療関係者たちにデュピクセントの効力やデータなど、ソノフィーの代表医としてプレゼンテーションを行ったドクターマセソンのパートナー、ドクターブラウベルトからの資料でも同じ事を説明されております。簡単に言うと、デュピは体内から効果がありますが(免疫のコントロール)、外部からの刺激もコントロールしないと、効果が発揮しない。

アトピーは遺伝性の疾患なので、不正常な皮膚バリアと免疫疾患で成り立っています。デュピは白い矢印で免疫疾患の方に効きます。この図を見ると免疫疾患以外の部分が沢山あります。環境や不正常な皮膚バリア、アレルギーやスキンケア、感染や教育。

壊れたレコードのように同じ事ばかり私も言っているかも知れませんが、アトピーの治療は1+1+1+1+1+1+1+1+1+1… =100 であり、あらゆる要素を対処する事により治療成功に繋がります。それには正しい治療の教育と最新で安全なお薬を道具として使えば、治療成功の確率が大幅に上がると信じています。

2019年12月28日土曜日

アトピー治療の新薬、レブリキズマブ 第3治験オープン!

アトピー性皮膚炎に対する新たなヒト型モノクローン抗体IL13阻害剤の生物薬治験がPhase3(第3)期に入りました。Phase2b(第2b)の治験データがとても良かったため、製薬会社もこのまま研究を進める事を判断したようです。

製薬会社はダーミラ社で、データと噂ではレブリキズマブはデュピクセントよりも効果が優れているのと副作用がほぼないのがメリットです。

治験内容は16週間の生物薬投与(全員実薬)で、効果があった方達は36週間の投与期間に移ります。この36週間の間は3グループあり:
グループ1.実薬投与を2週間に1回
グループ2.実薬投与を4週間に1回
グループ3.偽薬

と分けられます。この36週間期間の間で、16週目に皮膚が悪化していたり、EASIスコアなどが下がっていると、実薬投与2週間に1回のグループ1に入れられます。

治験期間は合計52週間で、その後のオープンラベル(実薬を無料でもらえる期間)は1年間と想定されております。

オープンラベルの診察期間は始めは頻繁にありますが、私の経験では、途中から3か月に1回など、かなり期間は空きます。

海外の方が治験をアメリカで受ける場合はVISAが必要となりますが、審査が通れば10年間の医療ビザが所得出来ます。
その他ご質問等ございましたら、info@omcllc.org にてメール、もしくはKoheipdxでラインして頂ければ幸いです。

2021年ぐらいにFDA申告で市場に出るのは2022年ぐらいの見込みです。ただし、このお薬は日本で治験を行っていないので、日本では購入できない可能性が高いのと、現在デュピクセントの値段を考えると、1か月40万円ぐらいの定価になる見込みです。