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2021年6月4日金曜日

ドクターマセソンの治療かデュピクセント?

 アトピーリモート治療になってから、両方のオプションが金額的に似ているのでメリット・デメリットをまとめました。


渡米集中治療

治療費と1年間の想定金額(お薬代・ケア用品・集中治療後のサポート・ドクターマセソンへのリチェック・航空券・滞在費込み)~200万円

究極のオプションであり、人生のリセットと言っていいぐらい、すべて一からやり直します。滞在も守られた環境のケアホームでスキンケア・治療に専念し身も心もすべて一気に治療します。

メリット:

治療効果が一番良い

ドクターベイカーと共同でアレルギー治療も同時に可能

ドクターマセソン・OMCとのみっちりした教育・治療

ポートランドを楽しみながら治療が出来る(リラクゼーション)

1ヵ月一緒に治療を行うので、家族のような関係性になる

患者様の気合の入り方が違う

帰国する前に自宅の環境を安全に整える時間もある

長期のプラン・お薬からの離脱

デメリット:

航空券・滞在費など入れると一番高コストのオプション

仕事・学校を1ヵ月休む必要がある

季節によって雨の多い時期がある



リモートアトピー集中治療:

治療費と1年間の想定金額(1ヶ月分のお薬代、2回分のドクターマセソンリチェック込み)~60万円

ドクターマセソンのアトピー治療を自宅から一歩も出ずに行える治療プログラム。すべてZOOMを使って診察し、Eメールで診断・指示を行い、自宅にケア用品・お薬など送られてくる。勉強会もZOOMにて行う。

メリット:

低価格で航空券・パスポート・エスタなどもせずに治療が出来る

治療効果も高いため、コスパが良い

コロナの感染状況、関係なく自宅からすべて治療が出来る

仕事・学校を休むのが最小限(1回だけ平日の診察がある)

長期のプラン、お薬からの離脱

デメリット:

ドクターベイカーのアレルギー治療が出来ない

インターネット・ZOOM・パソコンの問題(今の所稀ですが)

いきなり自宅からの治療なので、環境改善を早く行う必要がある

筋肉注射が使えない

コンプライアンスが渡米治療に比べると低め


デュピクセント:

1年間のお薬代・自宅投与になるまでの診療代:~60万円

IL4と13の阻害剤、モノクローン抗体でより的を定めた生物薬投与。単独療法で使うために開発はされていないが、サポートとしての活躍をしており、長期安全性も高い。臨床研究では~65%ぐらいの成功率を誇っている。

メリット:

日本の皮膚科でデュピ自動販売機として活躍されている医師から処方して貰える

単独療法(デュピ打つだけ)で行う場合でもアトピーのベースラインが上昇する

自宅投与で慣れると通院する必要がない

長期安全性

コストを毎月に割って支払う事が出来る(~月5万)

ほぼ永久的に使える


デメリット:

ほぼ永久的に使う必要がある

結膜炎・顔の炎症再発の副作用が結構多い

デュピ離脱するプランがなければ長期コストが高額になる

必要な時だけ使って辞めるという使い方は生物薬は出来ない(中和抗体やそのほかの副作用が発生するリスクが大幅に上昇する)

デュピが単独療法化すると、効力が100%発揮しないのと、辞めるタイミングが出来ない。

臨床研究で少し疑問だった副作用などが市場発売後、明確になってきている。

長期のプランは無し、辞めて様子を見てぶり返したら再開の繰り返し



上記のメリット・デメリット、コスパなどお考えになって治療方針を決めるのが良いと思います。

ご質問等御座いましたら、お気軽にご連絡下さい。アトピーのディスカッションは個人的に結構好きです。

koheitakazawa@omcllc.org

ライン:Koheipdx

高澤晃平





2020年8月13日木曜日

ZOOM無料アトピー勉強会、8月22日(土) 1:00PM

ZOOM無料アトピー勉強会




 何:渡米治療後の方や遠隔治療を終えた方達、新規の方達も混ぜての勉強会を行います。

ご参加は無料となっております。

ZOOMを使って、みんなでお話出来ればと思っています。

米日治療アプローチの違い

今日本で出来る事QOL上昇

スキンケア・トリガー駆除の復習

Q&Aなど

誰:誰でもOK!

どこ:ZOOMビデオ会議室

いつ:8月22日(土)1:00PM 日本時間

どうする?:ZOOMのご招待リンクご希望の方は、こちらまでご連絡下さい、

ライン:Koheipdx

メール:koheitakazawa@omcllc.org

ツイッター:Koheipdx




2020年8月1日土曜日

ドクターマセソン遠隔アトピー治療スケジュール、9月2020年



こんにちは、ドクターマセソン遠隔アトピー治療の9月チーム用のスケジュールが決まりました:

初診日:
9月5日と6日2020年
8:00AM ~ 11:00AMまでの40分毎の診察となります。

再診日:
9月16日・17日2020年
8:00AM ~ 11:00AMまでの40分毎の診察となります。

9月26日・27日2020年
8:00AM ~ 11:00AM

10月3日・4日2020年
8:00AM ~ 11:00AM

遠隔診察4回、来日での診察1回となっております。

治療費・プログラム等には変更はありませんが、よりスムーズになってきております。
我々のチームとドクターマセソンとそちらのアトピー治療に共に参加させて頂き光栄に思います。
ご質問・ご検討されている方はこちらのフォームにて宜しくお願いします:
👇


では、皆様のご健康と治療の成功を心から願っております。

高澤晃平

2019年12月28日土曜日

アトピー治療の新薬、レブリキズマブ 第3治験オープン!

アトピー性皮膚炎に対する新たなヒト型モノクローン抗体IL13阻害剤の生物薬治験がPhase3(第3)期に入りました。Phase2b(第2b)の治験データがとても良かったため、製薬会社もこのまま研究を進める事を判断したようです。

製薬会社はダーミラ社で、データと噂ではレブリキズマブはデュピクセントよりも効果が優れているのと副作用がほぼないのがメリットです。

治験内容は16週間の生物薬投与(全員実薬)で、効果があった方達は36週間の投与期間に移ります。この36週間の間は3グループあり:
グループ1.実薬投与を2週間に1回
グループ2.実薬投与を4週間に1回
グループ3.偽薬

と分けられます。この36週間期間の間で、16週目に皮膚が悪化していたり、EASIスコアなどが下がっていると、実薬投与2週間に1回のグループ1に入れられます。

治験期間は合計52週間で、その後のオープンラベル(実薬を無料でもらえる期間)は1年間と想定されております。

オープンラベルの診察期間は始めは頻繁にありますが、私の経験では、途中から3か月に1回など、かなり期間は空きます。

海外の方が治験をアメリカで受ける場合はVISAが必要となりますが、審査が通れば10年間の医療ビザが所得出来ます。
その他ご質問等ございましたら、info@omcllc.org にてメール、もしくはKoheipdxでラインして頂ければ幸いです。

2021年ぐらいにFDA申告で市場に出るのは2022年ぐらいの見込みです。ただし、このお薬は日本で治験を行っていないので、日本では購入できない可能性が高いのと、現在デュピクセントの値段を考えると、1か月40万円ぐらいの定価になる見込みです。