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2015年7月12日日曜日

アメリカでのアトピー治療、体験談、第4話

今回のゲストブック投稿にご協力して頂いた患者様は、2013年8月に渡米しポートランド・オレゴン州でアトピー治療を受けました。



生後1年からアトピー性皮膚炎を患っており喘息・花粉症の症状も有り。これはいわゆる遺伝のセットで全員ではありませんが、アトピー・アレルギー・喘息セットを受け継いでしまう人が多いです。アトピー・アレルギー・喘息は別々の症状と疾患ですが(アトピーを持ってなくてもアレルギーだけ持っている人も多い)お互いを悪化させる関連性はあります。

私も子供の頃は喘息持ちで肺炎にもなり、幼稚園の頃入院した事もあります。アレルギーも持っており春・夏の花粉シーズンは鼻水・目の痒み・くしゃみ・咳きなどの症状が有り、衣類の洗剤も粉石鹸や匂いが強い洗剤、柔軟剤など使用すると肌が荒れます。アトピーは持っていませんが、皮膚が”デリケート”なようです。

母も花粉症持ちで接触性金属アレルギーを持っています。アロマセラピーなどで使う”自然”オイルなどからも接触性アレルギー反応を起こした経験もあるようです。母の場合はかなりの前向き思考なので、これらの症状を持っていても”私の体はええ物しか使われへん、金・プラチナ・パラディウムしかプレゼントできへんで”など。

私は日本のことわざには限られた知識しかないので、英語で”Glass is half full or empty”と言う表現がありますが、コップにお水が半分しか残っていない、と見るかコップにお水がまだ半分も残っている、同じ物でも見方によって思考が変わると言う事です。ドクターマセソンも、治療中の方達に


”良くなっている所から集中しなさい、まだ炎症が残っている部分ばかり集中すると損ですよ、あなたは渡米した時は全身に酷い炎症が出ていて、夜も寝られない・仕事も出来ていない状態から今は皮膚の表面積の10%以下にしか出ておらず、何十年も患っていた疾患なので回復や色素が戻るのには時間が掛かる部位もありますよ、これから生活の質を上げる事に集中しましょう”

と言われる方もおられます。なんだか話が逸れて来ました、私も喋りだすと止まらないタイプなのですいません。

ゲストブック投稿をして頂いた患者も前向き思考で治療を進めて頂き、日本で使っていた強いステロイド軟膏リスト、キンダーベイト、リンデロンVG、デルモベート(私は通称デーモンベートと呼んでいます)からも離脱し、正しいケアの知識も得て自信をつけて帰国して頂きました。

K.Y.様、ご協力有難う御座いました、多くの患者たちに心が通じる事を願っております。





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