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2015年12月11日金曜日

ポートランドでの生活2・クリスマスツリー狩り

Plumper Pumpkin Patch and Christmas Tree

10月はかぼちゃ狩りに行きましたが、1ヵ月飛ばして(11月はターキー狩りもあるようですが、まだライフルを購入していません)12月になると、アメリカではクリスマスツリー(もみの木)を切りに行きます。家庭によっては偽物の木や違うブリードのもみの木を使ったりバリエーションがあります。アトピー患者専用のケアホームはアレルギーの方が多いので、偽の木を飾っています。

もみの木を生やしている畑があり、色々な大きさと形の木が置いてあります。のこぎりを借りて、好みの木を探し自分で切り倒します。しゃがんで根っこを切るので、理想的なポジションではありません。大まかに、2種類の木が人気で、ダグラス・ファーとノーブル・ファー、が主流です。ダグラスは漫画に出て来るようなふさっとしており、枝が細く、三角の形になっています。ノーブルの方は枝がもっと太く、沢山の小枝が無いのですかすかしているように見えます。我々は毎年変えているので、今年はノーブルの方にしました。

(左、ノーブルファー、右、ダグラスファー)

切った後、担いでファームハウスの”シェイカー”と言う物に入れます。そうすると虫や枯れ葉などがものすごい揺れで取れます。その後、トワインと言い、木の枝を縄でくくる機械に通すと持って帰りやすくなります。

(この機械を通すと。。)

(縄でくくられて出てきます。これでお持ち帰りも簡単)

これを行っている間にファームハウスで家畜を可愛がったり、ホットチョコレートを飲んだり、本物のクリスマス・リースを作っている所を見たり時間を潰します。

(ロバ、子牛や豚など、とても美味しそうです)

(こういうしょうもない写真も撮ったりして時間を潰します)

出来上がったら、車の上に縛り付けるかSUVならトランクに寝かして持って帰ります。帰宅するとツリーを運んで、ツリー専用の”足”にポジションします。これは水も入れる事が出来るのでツリーを置くのには必ず必要です。無しではクリスマス前に腐敗し、枯れてしまいます。

(これは見本であって、私は車の中に入れます。高速道路で吹っ飛んでいくと訴訟問題になるので)

飾りつけは個人差があるので、私はLED式のライトを使います。熱をほぼ持たないので火事のリスクが少なく、色も車の高級車のように青っぽい白になります。他の飾りは色を統一させたり、好きな物を付けます。他の家庭ですと、子供が学校で作った飾りなど付けたり、個性があります。

(私の好みでテレビシリーズ物の宇宙戦艦・ファイアーフライです)

(自慢の飾りです)

最後にツリーの下に”スカート”と言う物を引いて其の上にプレゼントを置いて行きます。私のワイフはなんでもする事が早いので、すでにプレゼントショッピングは終了しており、ツリーの周りに置いています。

(他の飾り付け終了、プレゼントを回りに置くのも飾りの一部となります)

アメリカではクリスマスを一番盛大に祝うので、かなり気合を入れて飾ったり、親戚も全米から集まったりします。日本のお正月と同じ、店なども全滅です。我々も初めてアメリカに引っ越した時はサンクスギビングとクリスマスにすべてが店が閉まる事も知らず、困った時もありました。

この季節は家族を持っていない方達やホームレスの人々には悲しい時期なので、ボランティアや恵みの気持ちが高まります。我々も苦労しているご家族の子供達にプレゼントを贈る団体におもちゃを寄付しています(Toy Driveと言います)。後、病院から出れない子達にスーパーヒーローのコスプレをして勇気を付けたり色々出来るので、この季節はプレゼントを貰う事よりも、恵みや与える気持ちを重視する事を子供達に教えます。由来はクリスチャン・キリスト教の祝日なので、宗教が無い人でもこの季節はみんな助け合う事に心掛けます。

正直、私は空いている時間にボランティアをやりまくるタイプでは無いですが、この時期になって感謝の気持ちと恵まれている事や、先進国で生まれた事なども含めて、当たり前の事では無くすべてに感謝するのが本当のクリスマスだと信じています。

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