OMC

2016年4月25日月曜日

4月2016年アメリカアトピー治療チームスタート!

4月チームの患者Aさんは日本の胃腸系内科医です。全身に重度のアトピーを患っており、お仕事も大変なようです。渡米前の治療法は脱保湿・ステロイドを一切使わず、サプリメントと抗ヒスタミン剤ぐらいしか使っていなかったようです。その結果滞在中にリバウンドコントロールをしなくて良いのですが、この”放置”状態を長期継続していると皮膚が紅皮症状態になり、これはあらゆる皮膚病が行き着くゴールのようなものです。乾癬・PRP・アトピー、さまざまな皮膚病がありますが、最終的に行き着く所が紅皮症(Erythroderma)の状態でまさしく火傷のレベルです。体温が調節出来なくなり、皮膚の質が葉巻の紙、もしくわ、しわになった和紙のような感じになります。これはごわごわ、分厚くなった皮膚の次のレベルです。

患者Bさんは公務員での事務職の方です。この治療プログラムに参加すると決めた後に自己判断でステロイド軟膏を*ゆっくりと止めていき、リバウンドを最小限に抑えれたようです。低温度のお風呂やスキンケアを自分でできる範囲で始め、その結果少し楽になり、こちらでスキンケアを行うのも上達が早い見込みです。ほぼ全身に症状が出ており、睡眠パターンも乱れており、一番心打たれたコメントが:”子供の頃、七夕のお札にアトピーが治る事、と書いた記憶がある”とおっしゃっておりました。

(*注意 - OMC、ドクターマセソン、AAJの治療プログラム、スキンケアやお薬は渡米中に行う事であり、自己判断で治療する場合、我々は一切責任を持ちません。長期間ステロイド使用されている方が急にお薬を止めるとリバウンド症状を起こす方がほとんどなので、主治医の指示に従い、相談して下さい)

かなり重症の方達ですが、理解力が強く、治りたいと言う意思が強いので良い結果になる見込みです。患者Bさんはアメリカが初めてなので、ポートランド生活を少し楽しんで、カルチャーの勉強にもなればと思っています。渡米治療で初めてアメリカに来る方も結構いますが、やはりアメリカ治療と言うだけあって、なんらかアメリカとコネクションを持っている方はアメリカの実態をもう少し理解しているので決断力が早いです。

アメリカだから良いと言う訳ではなく、どこの国でも良い治療とドクターがいれば、ヨーロッパでもアジアでも、どこでも良いのです。先進国の方が安全基準や滞在中の安心感などはあると思いますが、最終的に患者様が求めているのは病気を治し、長期間健康な状態を維持する事であれば何でも良いと思います。治療効果と実績があるプログラムだけ、我々は紹介しています。少し旅行気分でリラックスし、治療に専念できる場所で他に同じ病気を持っている人たちと語り合い、正しい知識と安全なお薬を使って、自分で病気をコントロールしていく事が最終的なゴールです。

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